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再生可能エネルギーは是か非か

2011年10月17日(月)

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1つのテーマにも様々な見方がある。このコラムでは、1つのテーマをめぐって2つの対照的な考え方をまとめた2冊の本を紹介する。今回は「再生可能エネルギー」について取り上げる。

市民による「エネルギー革命」

 再生可能エネルギー政策推進派で有名な飯田哲也氏と、『六ヶ所村ラプソディー』などの作品があるドキュメンタリー映画監督・鎌仲ひとみ氏との対談ブックレット。いわゆる「原子力ムラ」批判の箇所が多く、「エネルギーシフト」を論じているのは最終章の約20ページだ。

今こそ、エネルギーシフト
飯田哲也(いいだ・てつや)、鎌仲ひとみ(かまなか・ひとみ)
岩波ブックレット 525円
ISBN978-4-00-270810-2

 2人が議論の前提としているのは、世界各地で起きているエネルギー革命に日本だけが乗り遅れている、との認識である。「昨年(2010年)、自然エネルギーのクリーン御三家(風力、太陽光、バイオマス)の、世界での総発電量が、原子力による総発電量を追い越しました。あと3~5年で風力だけで原子力を追い抜くと試算できます」(飯田氏)と言う。

 日本の場合、原発の停止で失われる分の電力を、しばらくの間は天然ガスと石炭による発電で賄わなければならない。けれども、「いま200万キロワットの風力を4000万キロワットに増やし、太陽光で8000万キロワット、それに地熱と小水力とバイオマスを加えれば」、例えば10年後に総電力のうち「自然エネルギーで、30%を供給することはけっして絵空事ではなく、実現可能性のある数字です」(飯田氏)。

 ただ、そのためには配電網も発電も地域独占してきた「電力幕藩体制」を廃し、各地域の特色を生かした発電方法による電力を国内で融通する、ネットワーク型のエネルギー供給システム作りが必要だ。政財界には期待できない、市民の力で状況を変えよう、と2人は訴える。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師