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第6話「私に言わせれば日本という国は案外したたかなんだよ」

2011年12月14日(水)

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前回までのあらすじ

 団達也は恩師、宇佐見の友人だったイスタンブールのサーディを訪ね、サーディと語り合っていた。達也は、日本がTPP(環太平洋経済連携協定)に参加したことについて、サーディの意見を聞いていた。

 達也のMTCで働いていた細谷真理はリンダのもとで英語とビジネスの特訓を受けていた。金子順平はタイのソムチャイの工場へ行ったが、洪水の影響でマレーシアのタンの会社に行った。タンの実家では、沢口萌が家族と一緒に暮らしていた。

 萌はタンに金子の研究を支えてほしいと言った。

 日本では日豊自動車の粉飾決算が明るみに出て、社長の湯浅は解任された。

イスタンブール

「あなたはTPP(環太平洋貿易協定)が日本にとって不都合な選択かもしれない、とおっしゃいましたね。そろそろ、その理由を聞かせていただけませんか」
 達也はサーディの目を見て言った。

「一言で答えられるほど、単純ではない」

「確かに、日本経済に複雑な影響が考えれます」
 達也が言うと、サーディは首を左右に振った。

「この問題は、単に経済マターにとどまらないんだ」
 と言って、サーディは英字新聞を達也に見せた。

〈日中韓3カ国が来夏にも自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を始める見通しとなった。…FTA交渉では日中韓の貿易・投資の促進に向けて、3カ国がどれだけ歩み寄れるかが焦点となる〉

「アメリカはTPPを対中国との覇権争いに利用しようとしているんだよ」

「それと、この記事と関係があるのですか」
 達也が首を傾げた。

「熱血! 会計物語~団達也が行く season3」のバックナンバー

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「第6話「私に言わせれば日本という国は案外したたかなんだよ」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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