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就活生の父と母はそれぞれ何をすべきか

親世代とは異なる就職活動を支えていく

2011年12月19日(月)

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1つのテーマにも様々な見方がある。このコラムでは、1つのテーマをめぐって2つの対照的な考え方をまとめた2冊の本を紹介する。今回は「就活生」について、父親と母親の立場からそれぞれ書かれた書籍を取り上げる。

「母親」には子離れの機会

わが子を就活難民にしないため親ができること
園田 雅江(そのだ・まさえ)
主婦の友社 1470円
ISBN978-4-07-277345-1

 著者は、外資系の人事畑出身で、2003年に人材育成の会社設立。当該社のサイトを開くと、「親ゼミ」「親子カウンセリング」なるメニューが気になる。最近は就活生の保護者向け支援サービスに意欲的な様子だ。
 このところ、“就活不安ビジネス”を仕掛ける業者が増加中だと聞く。懐疑の精神を忘れない読者は思うだろう。この本も業者の宣伝材料にすぎないのではないか、と。
 だが、そんな予想はいい意味で裏切られる。これは就活で苦戦中の大学生がいたら、その母親に抗不安薬として推薦できる1冊である。「まず自分が落ち着け」と夫が妻に一読を促すのもありだろう。
 本書の構成は、まず第1章で「今どきの就活」のプロセスを追いつつ、その難しさを説明する。インターネット化で企業側の採用活動が複雑になった背景も浮かび上がる、よく整理されたガイダンスだ。
 第2章では「就職活動が始まる前」に戻る。以降、「選考がスタートしたら」「面接が始まったら」と時系列でページは進み、第5章の「内定したら」に到着。その各段階で、就活生の精神面のケアや衣食住のサポートなど、母親のやるべきことが詳述されている。
 しかし力点はむしろ、やってはいけないことの指摘の方にある。著者は、母親自身の不安から発する過干渉が子供とその就職活動に及ぼす害を、繰り返し訴える。就活期を「子育て最終章のこの時期は、まさに子離れのとき」と表現した箇所が印象深い。

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