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公務員改革は必要か 筋違いのバッシングか

2012年1月23日(月)

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1つのテーマにも様々な見方がある。このコラムでは、1つのテーマをめぐって対照的な考え方をまとめた2冊の本を紹介する。今回のテーマは「公務員改革」だ。

無能官僚を排除する仕組み

官僚を国民のために働かせる法
古賀 茂明(こが・しげあき)
光文社新書 798円
ISBN978-4-334-03650-8

 霞が関の内部批判で注目を集め、『日本中枢の崩壊』のヒットも飛ばした官僚が、昨秋ついに経済産業省を退職、その2カ月後に著した1冊だ。より多くの国民に問いかけたくて、分かりやすい語り下ろしにした、とある。

 確かに、本書の官僚批判は分かりやすい。今の日本経済の危機的状況は、時代の変化に応じた政策を打ち出せない官僚のせいであり、官僚が無策なのは霞が関の人事システムが非常識なままだからだという。

 いったん各省庁に採用された国家公務員は、年功序列で定年まで昇給が続く。出世競争に敗れて省庁を辞めても、キャリア官僚なら1000万円単位の退職金が出るうえに必ずどこかに天下りができる。そこでの給与は省庁の同期と同じ調子で上がって当然だ。

 彼らの身分保障は手厚いのである。にもかかわらず、いや手厚すぎるが故に、官僚は自分らを肥やす人事システムの維持・拡大にかまけて、「国民のために働く」本分を忘れてしまう。だから、国家公務員制度改革が喫緊の課題なのだ、と著者は訴える。

 具体的な改革案は、例えばこうだ。キャリア官僚は部長などへの昇進前にいったん退職させる。幹部として再雇用してから先は成績が悪ければ降格・更迭ありとする。成績の良しあしは本来、官僚の人事権を持つ大臣が、幹部に命じた数値目標の達成度で判断する。

 過激に感じるか、真っ当と思うか。ちなみに、著者は昨年末、橋下徹大阪市長らのブレーン職に就いている。

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