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第17話「カンパニー制に移行したことで強みが消えてしまった。私はそう考えています」

2012年2月29日(水)

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前回までのあらすじ

 MTCで働いていた金子順平は、マレーシアのタンの会社に移り、タンのもとで暮らしていた沢口萌と再会した。金子は、タンの会社で新たな研究を始めるつもりでいた。

 金子のもとにUEPCの間中が訪れた。金子を自社にスカウトしようと考えていたのだ。間中は「マレーシアで団を待ったって、来やしませんよ」と金子に言った。

 日豊自動車の社長に復帰した湯浅は、会計士の西郷と定期的に話をする機会を作っていた。湯浅は、電機大手の不振のサニック社とアップルの決算を見て、両社の営業キャッシュフローの差が8倍近くもあることについて疑問を持っていた。

 西郷は、「スピード」がその差の理由だと語り、「現金循環化日数」という管理会計の考え方を使って詳しく説明を始めた。

 「私はアップルとサニックの違いをこんな風に考えています」
 と言って西郷は話を続けた。

 「アップルといえばMAC、iPhone、iPadですよね。それぞれが魅力的で、世界中の人たちを虜にしている。でも、一つひとつの商品だけなら、これほどまでに成長しなかったと思います」

 「確かに…」

 「成功のカギは一つひとつの商品群ではなく、それらを統合するiTunesにあると思っています。音楽も、動画も、静止画もiTunesを核として結びついています。好きな音楽を簡単に安く買えるし、デジカメで撮った写真も動画も簡単に編集できる。

 それらを友達と共有することだってできる。つまり、一つひとつが単独で動いているのではなく、iTunesという全体システムの中の一構成要素となっているんです。ここが他社とは決定的に違うんです」

 「その通りですよね。今のお話は、アップルとサニックにどう関係するのでしょうか?」
 すると西郷はこんな説明を始めた。

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「第17話「カンパニー制に移行したことで強みが消えてしまった。私はそう考えています」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士