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第20話「あなただったら、投資顧問会社のインチキ報告書を見破れたと思いますか?」

2012年3月21日(水)

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前回までのあらすじ

 団達也は、サーディのすすめでパリに向かった。パリ第六大学にいる物理学者、ミミに会うためだった。達也とミミは、カルティエ・ラタンの日本料理店で落ち合い、未来のエネルギーについて議論をしていた。

 MTCで働いていた金子順平は、マレーシアのタンの会社に移り、タンのもとで暮らしていた沢口萌と再会した。金子は、タンの会社で新たな研究を始めるつもりでいた。

 そんな金子のもとにUEPCの間中が訪れた。金子を自社にスカウトしようと考えていたのだ。間中は、達也は既にイスタンブールからパリに向かったことを金子に告げ「もうあなたたちのことなど忘れているんですよ」と言った。

 金子はタンの会社に自分の発明の権利を譲って、間中の会社に行くことを考えていた。金子は萌に「この研究に飽きたんだ」と言った。

パリ ミミの研究室

 「原子力発電のようにハイリスクではなく、しかも核融合のようにまだ先が見えないエネルギーを除外するとなると、次世代のエネルギーは限られるね」

 もしかしたらミミは風力を考えているのではないかと、達也は思っていた。

 「可能性があるのは風力と地熱ね。風力は発電コストも比較的低く抑えられるけど、なにしろ風まかせで、稼働率が低過ぎね。それに騒音被害も少なくないし。そうなると、本命は地熱発電かもしれないわね」

 「地熱発電って、地中のマグマを利用するの?」
 達也が聞いた。

 「そう。地中にあるマグマで高温に熱せられた地下水から蒸気を取り出して、タービンを回して発電するのよ。地下水はその後、再び地下に戻すから水資源は枯渇しない。地熱は天候や気象条件に左右されないから、太陽光発電や風力発電と違って安定して電力を供給できるわ」

 「それって水蒸気で走る蒸気機関のようだね」
 「そうね。でも地熱発電を過小評価してはダメよ」

 「ボクには地熱発電そのものが想像できないんだ」
 達也は正直に答えた。

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「第20話「あなただったら、投資顧問会社のインチキ報告書を見破れたと思いますか?」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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