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幸福でいることには意志の力が働いている

【3】悲しいマリー

  • アラン

  • 翻訳 村井 章子

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2012年4月25日(水)

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【2】刺激から読む)

今日の一言

どれほどすばらしい出来事がほほえみかけても、不幸な人間には効き目がない。幸福でいることには、一般に考えられている以上に意志の力が働いている。
 ときには周期的な躁鬱病について考えてみるのも、悪くはあるまい。ある心理学の先生がたまたま病院で見つけたこの「悲しみのマリーと喜びのマリー」という症例は、とりわけ考えるべき点が多い。もうすっかり忘れられてしまった話だが、覚えておく価値はありそうだ。

 マリーという娘は、時計のような正確さで、一週間は陽気になり次の週には悲しくなった。陽気なときは、万事がうまくいった。雨が降っても晴れても楽しく、ほんのちょっと親切にしてもらっても有頂天になり、好きな人のことを思い浮かべただけで「あたしってほんとにしあわせだわ」と考えた。退屈なんて、もちろんしない。どんなささやかな思いつきも、喜びに彩られていた。ちょうど、誰からも愛される生き生きした花のように。まさに理想の状態である。読者のみなさんもこのときのマリーのようでいられますように、と祈らずにいられない。

 どんな水瓶にも取手が二つあるようにものごとには二つの面がある、と賢者が語ったとおり、同じことでももうだめだと思えばだめになるし、大丈夫、元気を出そうと思えば大丈夫なものだ。しあわせになろうとする努力はけっして無駄にはならない。

コメント2件コメント/レビュー

血液が減るから鬱になるのか、鬱になるから血液が減るのか?その原因と結果の関係が明確でありません。ニワトリが鳴くと夜があける というのは、一応ロジカルですが…夜が明けるのはニワトリが鳴くからである。というのは間違いです。この当たりの検証がさらになされていれば、説得力ある記事になったとおもいます。(2012/04/25)

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いただいたコメント

血液が減るから鬱になるのか、鬱になるから血液が減るのか?その原因と結果の関係が明確でありません。ニワトリが鳴くと夜があける というのは、一応ロジカルですが…夜が明けるのはニワトリが鳴くからである。というのは間違いです。この当たりの検証がさらになされていれば、説得力ある記事になったとおもいます。(2012/04/25)

女性の話で恐縮ですが、確かに、生理が始まる1,2日前から絶望的な気分になります。本質突いていますね。「ああなんでこんななんだろう。私もいよいよ終わりか」などと思うのですが、しばらくしてトイレに行って「なーんだ」ということが何度も。20代後半から症状はひどくなりましたが、「また生理前だからだ、大丈夫大丈夫」と思うことで、感情の浮き沈みをコントロールできるようになりましたよ。(2012/04/25)

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三品 和広 神戸大学教授