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幸福か不幸かは身体の調子の問題だ

【4】神経衰弱

  • アラン

  • 翻訳 村井 章子

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2012年4月26日(木)

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【3】悲しいマリーから読む)

今日の一言

幸福になる理由や不幸になる理由にたいした意味はない。すべては身体の調子にかかっている。
 みぞれの多いこの時期には、男も女も空模様のように気分が変わりやすくなる。教育もあり思慮分別もある友人は、昨日こんなことを言った。

「自分で自分がいやになってしまう。仕事が片付いて、ブリッジも終わってしまうと、つまらないことが頭の中を駆け巡り、うれしいかと思えば悲しくなり、悲しいかと思えばうれしくなる。心が揺れ動いて、猫の目よりもめまぐるしく気分が変わるんだ。手紙を書かなければいけないとか、電車に乗り遅れたとか、コートが重すぎるとか、そんなつまらないことばかりなのだが、そういうことが、本物の不幸に見舞われたときみたいに途方もない重大事になってしまう。冷静になって、どれもたいしたことじゃないと自分に言い聞かせてもだめだ。ぼくの理性は湿った太鼓と同じで、いっこうに心に響かない。つまり、だからね、ぼくは自分が神経衰弱気味じゃないかと思うんだよ」

 

 大げさなことを言っていないで現実を見ろよ、と私は言ってやった。君のようなことは誰にだってある。ただ君は不幸にして賢すぎて、自分のことを考えすぎるのだね。だから、どうしてうれしいのか、どうして悲しいのか、理由を知ろうとする。そして、自分が思いつく理由ではうまく説明がつかないので苛立っているんだ。

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