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第4回 私だけが猫の味方――猫屋敷に引きこもる動物ホーダー(後編)

  • 葛西 陽子

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2012年6月4日(月)

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 動物を集めてしまう人にも、ホーダーはいる。

 映画プロデューサーとして活躍していたパメラは、過去のトラウマを克服しようと「ドクター」を訪ねる。「ドクター」に心酔したパメラは、指導どおりに猫を保護し、200匹にまで増えてしまった結果、経済的に行き詰まって家を差し押さえられてしまった。

破滅への道

 パメラは自分の猫とともに、ドクターの別の患者の家に転がり込んだが、猫の世話に時間をとられ、仕事を続けることができなくなってしまっていた。朝の3時に起きてドクターの猫の世話をしにいき、夜家に帰ってから、自分の猫の世話をした。

 当時のパメラは、自分の猫の多くが苦しんでいたことに気が付かなかった。「私は猫たちのことを気にかけていなかったの。母親からされたことを、そっくり動物に対してしていたのよ」

 過密な猫の飼育環境は劣悪で、病気で死んでしまう猫も多くいた。とうとう、近所の人々が彼女を訴えた。衛生局の役人が家に現れ、動物愛護協会が呼ばれた。パメラは可能な限りたくさんの猫を他の施設に運び込んだ。ところが、動物愛護協会はこの施設にもやってきて、パメラによれば「あの子たちをみな虐殺した」。40匹がまだ生きていることを知ると、また「救出」し、ドクターの別の患者でやはり猫を飼っている女性のところへ転がり込んだ。パメラにはもうお金もなければキャリアもなかった。2人とも金銭問題を抱えており、よく喧嘩をした。ある夜の喧嘩のあと、猫を置いたまま、パメラは部屋を追い出された。

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