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第5回 もしも親がホーダーだったら

  • 葛西 陽子

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2012年6月11日(月)

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 これまではホーダー自身の背景を紹介してきたが、今回と次回で、家族がホーダーの場合を紹介したい。

 ホーダーの親のもと育った子供は影響を受ける。他の子供とは異なる子供時代を過ごすせいだ。

ホーダー家庭で育つ

 アシュリーの母親マデレーンはホーダーだ。モノを捨てない家はガラクタだらけで、生活の場はほとんどない。アシュリーはホーダーの親がいる家庭で育ち、大学生になって家を出てはじめて、自分の人生を取り戻すことができた。

 幼いころ、両親はベビーシッターや来客があるたびに、部屋中に積み上がったモノを倉庫へと移動させた。両親は次第に人を招かなくなり、アシュリーも自宅は他とは違うのだと感じ取り、なるべく口実をつくっては友人の家や外で遊ぶようにした。彼女の両親には盾が必要で、自分の家には何か隠さなければならないことがあると考えたのだ。アシュリーはそれを「重大秘密」と呼んでいた。

 両親が離婚し、父親が家を出ていくと、倉庫に預けてあった母親の荷物がすべてアパートに戻され、アシュリーの部屋以外はモノが積み上がったゴミ屋敷と化した。

 アシュリーが13歳のとき、初めて1カ月のサマーキャンプに参加した。アシュリーは親から離れて開放感を得たが、その間、自力で家を片づけようとした母親がアシュリーの部屋にまでモノを運びこんでしまっていた。帰宅してみると、アパートはまったく片づかないまま、アシュリーの部屋はモノで溢れかえり使えなくなっていた。仕方なく、アシュリーは母親のベッドで一緒に眠るようになった。

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