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予言や占い師の言葉は希望を殺しかねない

【24】自分の未来

  • アラン

  • 村井 章子

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2012年5月29日(火)

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【23】予兆から読む)

今日の一言

「自分はどうせこうなる」と予言すれば自分に呪縛をかけてしまうことになる。

 ものごとのつながりや因果関係をよく理解していないと、運命に押しつぶされることになる。予言や占い師の言葉は希望を殺しかねないし、予兆だの神学的観念だのはどこにでも転がっている。たとえば、家の下敷きになって死ぬと予言された詩人の話は読者もご存知だろう。詩人はあわてて外に出た。だが天は見逃さず、詩人の頭の上に鷲が亀を落とした。どうやら鷲は禿頭を石と取り違えたらしい。

 また別の話では、ある王子がライオンに殺されるという神託があった。そこで侍女たちは王子が外に出ないよう見張っていたが、王子はライオンを描いた壁掛けが気に入らないと言って拳で叩き、突き出していた釘で怪我をして壊疽で死んだ。

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