• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

未来を知りたがる病は退治する必要がある

【25】占い

  • アラン

  • 村井 章子

バックナンバー

2012年5月30日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

【24】自分の未来から読む)

今日の一言

あまり先のことは考えず、足下のことだけを考える方がよい。

 知り合いの男が手相を見てもらったことがある。退屈しのぎに運勢を知りたくなっただけで、信じるつもりはないと言っていた。だがもし事前に相談されていたら、きっと私は止めていただろう。なぜならそれは、危険な退屈しのぎだからである。

 まだ何も聞いていないうちは、信じないと言うのはたやすいし、たいていの人がそう言うだろう。そもそもその時点では、信じるべき何物もない。聞いた後に信じないでいることは、始めはたやすいがだんだんにむずかしくなる。そして占い師はそのことをよく知っているのだ。「信じないとおっしゃるなら、何を怖がるのですか」と誘って罠を仕掛ける。私自身のことを言えば、信じてしまうことが怖い。いったい何を言われるかわからないではないか。

 占い師は、自分の言っていることを信じているのだと思う。もしほんの気休めを言うつもりなら、誰にでも予測のつくようなありきたりのことを、どうとでもとれるように伝えるだろう。「いくらか厄介ごとに見舞われ、小さな失敗もします。ですが最後は成功なさるでしょう。敵も作りますが、いつかはあなたが正しいことを相手も認めますよ。それまでの間、誠実なお友達があなたをずっと支えてくれるでしょう。あなたのいまの心配事については、近いうちにきっと一通の手紙が来て……云々」。これならいくらでも続けられるし、誰にも害はない。

「「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」毎日読むアラン『幸福論』」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授