• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

夫婦間の行き違いによく効くのは社交生活

【37】夫婦

  • アラン

  • 村井 章子

バックナンバー

2012年6月15日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

【36】家庭生活から読む)

今日の一言

愛し合っている限り、むき出しの気分より礼儀作法の方がずっとふさわしい。

 ロマン・ロランはその立派な著書の中で、よい夫婦はめったにいないが、それには当然の理由がある、といったことを述べている。私もまねをして、ロランの作中人物や人生で出会った実在の人物を観察した結果、男と女をそれと気づかないうちに敵同士にしてしまう顕著な特徴に気づいた。女は感情的で男は行動的だということである。これはよく言われることではあるが、なぜそうなるのかが説明されたことはほとんどない。

 感情的であることは、愛情深いこととはちがう。感情的というのは、何事につけ生命の源泉に寄り添って考えることを意味する。病気になると、男女を問わずそうなりがちだが、やはり女の方にこの傾向が強く現れる。というのも、妊娠や授乳といった身体の働きが、生まれながらにして重要な地位を占めているからだ。このため女は気分が変わりやすい。これは身体に由来する自然な理由からだけれども、その結果として、気まぐれで非論理的で強情に見られがちである。

 しかしそこに作為があるわけではない。ふつうの人は、よほど深い知識を持ち合わせていない限り、自分の気分がなぜこんなに変化するのか、理解できないものである。しかも、その原因次第でやりたいことすら変わってしまう。たとえば、ほとんど自覚できない程度の疲れが原因で散歩に出るのがおっくうになっただけなのに、家にいたい理由をいくつも考え出してしまったりする。恥ずかしいという名目でほんとうの理由を隠すこともよくあるが、私の見るところ、実際にはほんとうの理由を知らないのだと思う。そこでつい、身体的な理由を精神的な理由に置き換えてしまうのだろう。ところが恋する男はまぬけ同然で、こうしたことをまったくわかっていない。

コメント1

「「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」毎日読むアラン『幸福論』」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長