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強い米国は復活するか。その時、日米関係は?

2012年6月18日(月)

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1つのテーマにも様々な見方がある。このコラムでは、1つのテーマをめぐって対照的な考え方をまとめた2冊の本を紹介する。今回のテーマは「米国の復活」だ。

「アメリカの世紀」は続く

アメリカはカムバックする!
斎藤 彰(さいとう・あきら)
ウェッジ 1890円
ISBN978-4-86310-093-0

 近年、指摘されることの多いアメリカ衰退論に待ったをかける1冊だ。元読売新聞アメリカ総局長である著者は、人口、軍事、ソフトパワー、資源、経済といった多角的な面から、現在の米国を総点検し、衰退論者が見過ごしがちな米国の「底力」に着目する。

 例えば、財政赤字こそ巨大だが、10年ごとに1.5~2倍のペースで拡大するGDP(国内総生産)を見れば「成長に息切れの兆候は何ら見られない」。高い出生率と移民増加により、毎年約270万人増と先進国では例外的に着実な人口増加を続けている国でもある。食糧、水産、鉱物資源は豊富であり、食料自給 率は120%以上を誇る。

 軍事面では「絶対的核優位性」に加えて、情報処理技術の粋を集めた「超ハイテク戦力」も手に入れている。オバマ大統領は国防費削減措置を打ち出しているが、中国の動向いかんでは再び国防努力向上に拍車がかかる可能性があるという。

 著者の結論は、米国の「基礎体力と知力は未だに文句なしに強大だ。財政赤字と景気回復が思わしくないために一時的に『気力』は芳しくない、元気がない。しかし、時間を置けば必ず元気になれる」。

 最終章の「日本の選択」では、中国の軍事力増強によりアジアが不安定化する現在、日米同盟関係の強化は、日本とアジア諸国にとっても不可欠であると力説。同時に、在日米軍基地の提供で事足りるとする一国平和主義的な日本の姿勢を戒めている。

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