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困難なときほど、人間は苦痛によく耐える

【59】他人の不幸

  • アラン

  • 村井 章子

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2012年7月18日(水)

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【58】憐憫から読む)

今日の一言

何かの重荷を引き受けているときは、幸福にならなければいけない。さもないと、つぶれてしまう。

 「他人の不幸になら、私たちはいつだって十分に耐えられる」と言ったのは、あのモラリストのラ・ロシュフコーだったろうか。たしかにこの言葉はある種の真実を語っているが、しかしそれは半面の真実でしかない。私たちはいつだって自分自身の不幸に十分耐える力を持っているのであって、そちらに目を向ける方がずっとよい。いや、そうしなければいけない。運命の手が肩に置かれたら、もう逃れられない。ならば死ぬしかないのか、どうにかして生き延びるのか。大方の人は後者をとる。生命の力はすばらしい。

 洪水に遭った人たちも、こうして状況に対応した。仮設の橋にも文句を言わずに足をかけたし、学校や役場などにすし詰めにされた人たちもなんとか住み心地をよくし、心から満足して食べ、眠った。戦争に行ったことのある人たちも、同じような話をする。戦場で辛いのは、戦争をしていることではなく、足が冷たいことだ。だから火を起こすことを必死で考える。そして暖まるだけですっかり満足するのだ、と。

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