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第39話「これで、世界中のエネルギーコストは激減する」

2012年8月1日(水)

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前回までのあらすじ

 団達也は物理学者のミミと一緒にボルドーへ行き、水から水素を生成する装置を発明した科学者、ダニエル・ベルモントに会いに行った。
 初めて会う達也にダニエルは猜疑心を抱いていたが、次第に心を開いていった。
 日豊自動車の湯浅社長は、パリにいる達也と連絡を取りたがっていた。
 リンダは、沢口萌と二人で日本に帰ろうとしていた金子順平を上海に引き留めた。金子は、UEPC上海のK01製造工場のロボットが誤作動するプログラムを仕掛けていた。
 工場ではロボットの不具合のためK01の製造が滞っており、リンダは自分が発明したと言い張るのに修理ができないアンディーを解雇した。

UEPC

 ニューヨーク、ロックフェラー・センターのビル。UEPC会長兼CEOであるマイケル・ウッズは、見るからに貧相な男の話に耳を傾けていた。

 「ミスター・ウッズ、ぜひ、お耳に入れたいお話がございまして。今舵取りを誤ったら、間違いなくUEPCの株価は暴落するに違いありません」

 マイケルは時折腕時計を見た。

 「マナカ、私は忙しいんだ。あと5分で済ませてくれ」

 「わっ、分かりました。UEPC上海のCEOのアンディーが、あのリンダさんの逆鱗に触れましてね。解雇されました…」

 「その話ならリンダから聞いた」

 「そうでしたか。ということは、リンダさんが、カネコを抱き込んでK01とロボットをわがモノにしようとたくらんでいることも、ご存じなんですね」
 と言って、間中はマイケルの顔色をうかがった。

 「リンダが…」

 「知らなかったんですか。おそらく、K01の生産を止めてしまうでしょうね。それで、すべてをアンディーのせいにするはずです。UEPCが得意先からの集中砲火を浴びるのを見計らって、次の手を打ってくる。彼女は何をしでかすか、分かりませんからね」

 その時、マイケルの机の上の固定電話が鳴った。それは社外取締役で弁護士のキースからの電話だった。

 「マイケル。ダンが動き始めたらしい」

 UEPCはそれまでずっと達也の動きを追っていたのだ。

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「第39話「これで、世界中のエネルギーコストは激減する」」の著者

林 總

林 總(はやし・あつむ)

公認会計士

外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外でビジネスコンサル、管理会計システム導入コンサルのほか、大学で実践管理会計の講義を行っている。また管理会計の草の根活動として、団達也会を主宰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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