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『妻と別れたい男たち』/『東京右半分』

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2012年8月22日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

妻と別れたい男たち』三浦 展著、集英社新書
担当:集英社 新書編集部 千葉直樹

妻と別れたい男たち』三浦 展著、集英社新書

 「ジャケ買い」というのは、内容(音)を確認することなく、ジャケットのインパクトのみでレコード(←もはや中高年用語ですが)を購入する行為ですね。書籍なら「装丁買い」ということになるでしょうか。

 本書の発端は、いわば「タイトル買い」です。その経緯を簡単に説明します。

 三浦さんとは、私が担当した『新・都市論TOKYO』(隈研吾・清野由美著、集英社新書)の書評を依頼したことでご縁ができ、その後は、折に触れて「こんな企画を考えているんだけど、どう?」というボールを投げていただくようになりました。

中高年男性の「いまの気持ち」

 あるとき、例によってフワリとしたボールが届きました。そこには、10くらいのタイトルが箇条書きで並んでいたと思います。上からスクロールして眺めていたら、あるところでマウスを持つ手が止まりました。そこにはこんなタイトルがあったのです。

“妻と別れたい夫たち”

 特に説明は書かれていません。ただタイトルがあるだけです。でも、それを見た瞬間に「OK!」と思ったわけです。何がOKなのか我ながら不明ですが、とにかくOKです。すぐに返信を書きました。

「妻と別れたい夫たち。このタイトルに惹かれました! ぜひ、詳しいお話を聞かせてください」

 そこから、本書が動き出すことになりました。

 断っておくと、私自身は、別れる/別れない以前に、そもそも結婚すらしていない中年単身男です(ちなみに本書には、なぜ中年単身男が増えているかについての分析も所収されています)。したがって、「タイトル買い」をしたのは、身につまされたとか共感したとか、そういう理由ではありません。もちろん、「身につまされたり共感したりする読者は多数いるだろう」という編集者的な計算は一方で働きましたが、そういったマーケティング的皮算用にとどまらない、もっと肉体的な手応えがそこにはありました。

“別れたい”

 つきつめていえば、このワードです。そして、このワードの主語が「夫」、つまり男であるということ。

 「別れたい」と「別れる」は違います。前者は気分で、後者は行動です。そして、本書のタイトルは「別れたい」。ここがキーポイントです。つまり本書は、行動のマニュアルではなく、気分についての考察です。それも、今まであまり語られてこなかった「中高年男性の気分」を考察しているのです。

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