• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

“ダース・ベイダー”の本を、偏見なしで読んでみてください

『反ポピュリズム論』/『化石の分子生物学――生命進化の謎を解く』

  • ザ・絶賛エディターズ

バックナンバー

2012年9月12日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

【私が編集した本読んで下さい!】

反ポピュリズム論』渡邉恒雄著、新潮新書
担当:新潮社 新潮新書編集長 後藤裕二

反ポピュリズム論』渡邉恒雄著、新潮新書

 日本のメディア界において、「ダース・ベイダー」のイメージに近いのは誰か。

 そんなアンケートを取ったら、かなりの数の人が、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆の名を挙げる気がします。

 およそ言論人でここまで「悪役」を一身に背負っている方もいないでしょう。ネットで検索すると、あらゆるタイプの罵詈雑言が浴びせられています。

 しかし、渡辺氏を批判している中で、その著作や政治記者としての実績を知ったうえで、というものは、非常に少ないようにも思います。

 ある時期から渡辺氏について興味を持った私は、過去の著作やインタビューに目を通してみることにしました。すると、想像以上に面白いのです。

80歳を超えなお現役

 まず、文章が素晴らしい。単に日本語として整っているといったレベルではありません。さすが、若い頃にアルバイト原稿を週刊誌などに書きまくっていたというだけあって、ロジックがすっきりしているうえに、テンポが良く、サービス精神も豊富。

 そして、中味も濃厚。語りおろし形式の『渡辺恒雄回顧録』(中公文庫)には、「こんなことまで喋るのか」という秘話が詰まっていました。「樺美智子さんが亡くなったときの内閣声明は僕が書いたんだよ」なんて話が、どんどん披露されていきます。政治記者の中には、工作などには一所懸命だけれど、取材上知ったことは書かない、というタイプの人もいると聞きますが、氏の場合はその正反対といえます。関与したことは率直にどんどん語っているのです。

 加えて興味深かったのは、ご自身が今でも現役の記者であるという意識が強いらしい、という点でした。だから肩書きにはいまでも「主筆」が残っているのです。

 それならば、まだ執筆意欲があるのではないか。そう思って、新潮新書で本を書いていただけないか、とダメモトでお願いしてみると、意外にもご快諾いただけ、そして形になったのが『反ポピュリズム論』です。

コメント0

「絶賛!オンライン堂書店」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

高齢者に配るお金はあるが、少子化対策のお金はないと言うのは、おかしいでしょう。

小泉 進次郎 衆院議員