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幸福とともになされたものはすべて好もしい

【88】詩人

  • アラン

  • 村井 章子

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2012年8月31日(金)

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【87】勝利から読む)

今日の一言

詩人のみならずすべての芸術家は、自分にできることとできないことを、幸福になるかどうかによって知るのだろう。幸福は能力のしるしなのである。

 ゲーテとシラーの往復書簡に見られる2人の友情は美しい。それぞれが相手に対し、一個の精神がもう一個の精神に期待しうる唯一無二の救いを与えているからだ。それは、相手の精神のありようを認め、「つねに自分自身であれ」とだけ求めることである。相手をあるがままに受け止めるだけなら、たいしたことではないし、むしろいつもそうでなくてはならない。あるがままであれと相手に望むことこそ、真の愛である。

 だからこの2人の詩人は、それぞれに探究心を発揮しつつ、少なくとも次の2点で一致していたと言えよう。すなわち、人間がそれぞれにちがうのはすばらしいということ。そして、バラと馬との間に価値の優劣は存在しないが、ただのバラと美しいバラ、ただの馬とすぐれた馬との間に価値の序列は存在しうることである。

 好みの問題は論じるべきではない、とよく言われる。バラを好むか馬を好むかは好きずきだから、たしかにその通りである。だが美しいバラとはどんなバラか、すぐれた馬とはどういう馬か、は論じてよかろう。そこには議論の一致を見る余地があるからだ。

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