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「小規模」な経済書執筆を依頼しました

『僕の小規模な経済学』/『無声映画のシーン』

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2013年2月27日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

僕の小規模な経済学』担当:朝日新聞出版 大崎俊明

僕の小規模な経済学
福満しげゆき著、朝日新聞出版

 著者の福満しげゆきさんは個人的に大ファンでして、何とかお仕事をご一緒にできないものかと考案した企画が、『僕の小規模な経済学』です。編集者として自分の好きな作家との仕事は至上の喜びでありますが、そうした機会はめったにありません。完本ができたときには本当に嬉しかったです。おかげさまで売れ行きも好調です。

 発売後、なぜ、漫画家の福満さんに経済をテーマに書いていただいたのか? という問いをよくいただきます。その理由は、福満さんの『僕の小規模な生活』や『うちの妻ってどうでしょう?』といった私小説的な漫画に、社会や経済に対する考え方というものが明確に出ており、かつ一貫してブレないので、現代日本のさまざまな経済事象に対する(漫画にもでてこない)ご自身の考察はきっとお持ちだろうと、以前から思っていたことが第一にあります。

 さらに、これを“ボヤキ”や“呪詛”のようなものが、不快にならず「芸」になっている福満さんの文調で本にすると面白いのではないかと考えたからです。

「この人なら経済本を書ける!」

 また、福満さんが大学に進学されていることは著書で明らかにされていますが、具体的な大学名と学部名は伏せられています。でも僕は「経済学部」に通っていたのではないかと思っていたんです。作品に経済学的アプローチで世の中を見ているような視座が感じられましたから。

 私小説の形式を用いた漫画は主人公とその周辺との小宇宙的な物語に終始しがちですが、福満さんの作品はそうではなく、社会とのコミットメントへの意識を強く感じます。……というわけで、福満しげゆきさんは「経済モノ」は書ける!と確信しまして。……ご本人は反論なされるかもしれないですけど……。

 で、企画書をお送りしたら、(意外にも)すんなりOKが出まして、本企画はスタートしました。何度か打ち合わせを進め、取り上げる題材は「デフレ」「雇用」「増税」「原発」「社会保障」「ナショナリズム」「政権」「世代論・人口論」etc.と決めました。

 福満さんにこの本のご執筆をお願いした際に強調したのは2点。「日本経済はどうしたらよくなるかを、福満さんならではの筆致(=フクミツ節)で説いて欲しい」ということと、「“団塊ジュニア世代”が希望を持てる内容にして欲しい」ということです。

 この本のトピックスをいくつかご紹介すると、

「インフレとは『ドラゴンボール』のフリーザなのです!」「ストーカーみたいな技術者を100人集めろ!」「ブドウを配れば社会は安定するのです!」「女を兵糧攻めにすべきです!」「代替エネルギーは自転車です!」etc.

 ……エコノミストが決していわないような提案ばかり……というか一見ギャグにも思えますが、読んでいただければそれぞれに一理あり、低迷する日本経済の解となりうるような論考もたくさんあるのではないかと。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官