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「孫亮が皇帝に返り咲く」

【231】第四十九章 孫晧3

2013年7月31日(水)

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【230】第四十九章 孫晧2から読む)

 新皇帝には、孫晧の叔父に当たる孫休が即いたが、このことが孫晧の先行きに明るさをもたらすことになる。

 皇帝休は、二宮事件で処刑された孫覇の弟である。孫権の五男で、今回廃位された末っ子孫亮から見ると、直ぐ上の兄に当たる。

 学者肌で書籍を読むのに没頭して、皇位の継承などに興味を示さなかった。それゆえに孫リン(糸/林)は、彼を即位させて実権を掌握しようと思ったようだ。

 孫休は皇帝になり、初めて周囲を見るようになった。そこで、昔古典について語りあった、兄孫覇の家族が気になったようだ。

 こうして、新都郡の片田舎で燻(くすぶ)っていた何姫や孫晧は、中央に気づいてもらえることになった。

 だが、孫リンは彼らに建業へは来て欲しくない。そこで皇帝休は、孫晧を烏程(うてい)侯に封じてくれたのだった。

 烏程とは、太湖の南にある呉郡の県で、孫晧はそこを領地とした侯(こう・領主貴族)になったのだ。新都郡の荘園に比べると、広さも収穫物の種類も格段に違っている。

 孫晧は、母とそちらへ移り住むこととなった。彼はその地で滕牧(とうぼく)の娘を嫁に迎えた。すると弟の孫徳は銭唐(せんとう)侯、孫謙は永安(福建省)侯に封じられた。

 「やはり、占師の言ったとおりだ」

 孫徳は赴任の下見で少し足を延ばし、評判の占師に人相を観て貰ったらしい。すると、見立てどおりの土地柄だったと喜ぶ。彼の言う占師は、西湖の畔に住む景養なる男らしい。

 孫晧も、ものは試しと人相を占ってもらうことにした。すると、景養は彼を見るなり、『高貴の相が出ております』と言う。そこへ母親や孫徳らがようすを窺いにきた。

 孫晧は占師に、他の話をするよう促した。

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「「孫亮が皇帝に返り咲く」」の著者

塚本 青史

塚本 青史(つかもと・せいし)

作家

1949年岡山県倉敷市生まれ。同志社大学卒業後、印刷会社に勤務。イラストレーターとしても活躍。日本作家クラブ理事。父、塚本邦雄創刊の歌誌「玲瓏」発行人。近著に『李世民』。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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