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ゴミムシダマシってどんな色? 記憶にない色を再現する

『塵騙 ゴミムシダマシ マイクロプレゼンス 3』/『夢幻諸島から』

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2013年10月2日(水)

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【私たちが「印刷」した本読んで下さい!】

塵騙 ゴミムシダマシ マイクロプレゼンス 3』(著・写真 小檜山賢二 出版芸術社)

印刷担当:下中直人 東京印書館社長

 皆さま、はじめまして。
 東京印書館の社長を拝命している下中直人です。

 いただいたお題は、小社で印刷を手掛けた書籍の中で、出版芸術社さん刊行の『塵騙 ゴミムシダマシ マイクロプレゼンス3』について、印刷屋の立場から何か書いてほしいということでした。

 昆虫好きの方々は周知のことですが、著者の小檜山賢二先生は、出版芸術社さんから『象虫』『葉虫』という2冊の写真集を刊行されています。2冊とも大評判です。

 つまり『ゴミムシダマシ』は、最新刊の3冊目、ちなみに製版印刷は3冊とも小社が担当いたしました。

 帯に、養老孟司さんが「今度もすごい。虫がすごいのか、写真による表現技術がすごいのか。多分、その両方なのでしょう。すごい虫とすごい技術によるすごい世界が、この中にあります。おもしろい。」という言葉を寄せておあられますが、ほんとにすごいお仕事です。

(出版芸術社さんのウェブサイトはこちらです)

 さて、この驚異の昆虫写真は、小さな昆虫の標本写真をすべてピントの合った状態で再現するために、合焦した部分写真をデジタル合成するという気の遠くなるような作業を繰り返す「マイクロフォトコラージュ」という手法が用いられています。

ピントのあった部分だけを貼り合わせる

 小檜山先生は、アナログ時代からこの手法を探求されてきたそうで、それだけでも驚異の集中力だと思います。

 写真好きの方は、国立新美術館で9月中旬まで展示されていた「アンドレアス・グルスキー展」をご記憶と思います。グルスキーの巨大で緻密な写真も、合焦画像をデジタル合成したと推測しますが、グルスキー自身は制作上のノウハウについてほとんど語っていないようです。それに対して、本書の著者の小檜山先生は、写真集の後書きで、この手法の絵解きを、撮影機材や使用ソフトウェア等も含めて詳しく紹介しています。芸術家(グルスキー)と科学者(小檜山先生)の違いと言ってはそれまでですが、たいへん興味深い解説です。

 では、そろそろ制作にたずさわった裏方の話をご紹介いたしましょう。

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