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仕事に没頭する「あなた」の物語

『ハードトーク』/『風に吹かれて』

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2013年10月9日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

ハードトーク』松原耕二著、新潮社

担当:新潮社出版部文芸第2編集部 高橋亜由

 あなたの会社には「半沢直樹」がいますか? 私の会社にはいません。ほとんどの会社にもいないのではないでしょうか? けれども私の会社には、「岡村俊平」はいます。

 「岡村俊平」とは、『ハードトーク』という長編小説の主人公です。「仕事」に取り憑かれ、「仕事」に裏切られ、名声も家族の信頼も失ったテレビ局のサラリーマンである彼は、エリートでもないし、裏切られた相手に十倍で仕返しをしたりしません。いや、できないのかな(笑)。けれども、半沢同様、「熱い想い」を持っています。それは、今日までの日本を支えてきた多くの人々の想いであり、派手ではない岡村はまさに「現実の姿」を写し出しています。そう『ハードトーク』は、仕事に没頭する「あなた」の物語です。

TBSの松原耕二さんが、自らいる世界を小説に書く意味

 さて、松原耕二さんとは、ご存じTBSのエース報道記者にして「ニュースの森」「報道特集」「ニュース23クロス」などに出演していた超有名な爽やかイケメンキャスターにして、NY支局長も務めた実力派報道マンです。

 そんな松原さんが2作目となる長編小説『ハードトーク』を上梓しました。舞台はテレビ局の報道番組。まさに松原さんの牙城です。

 「それなら面白く書けて当然なんじゃない」、と思ったあなた。

 そんなことないんですよ! 自分が所属する世界を舞台にすると、他の業界以上に、深い洞察やリアリティが求められます。そのため著者は、自分の周辺の人々を冷静にみつめ、問題点を炙り出さなければなりません。追及すればするほど、この業界で生きていけなくなるかもしれないというリスクも背負います。とてつもなく大きな覚悟がないと、書くことはできないでしょう。しかも、内部告発的ノンフィクションではなくエンターテインメント小説にするためには、圧倒的な筆力が必要になってきます。

 これらの要素全てを兼ね備えた、近年まれにみる骨太な超直球エンターテインメント小説、それこそが『ハードトーク』です。

松原さんとの初対面

 私が松原さんに初めて会ったのは2012年8月6日、赤坂エクセルホテル東急のラウンジでした。私が頭の上がらない先輩である郡司裕子という有名編集者が松原さんの担当をしていたのですが、彼女が異動になったので担当を引き継いだのです。

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