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宮内CEO、衝撃の告白!

“失敗ECサイト”の典型がここにあったとは…

2013年11月13日(水)

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 KUNコーポレーションは小中学校向けの教材や教育商材を扱う教育出版社。デジタル化に乗り遅れ、売り上げが伸び悩んでいるのが最大の問題。2代目CEOの宮内、CIOとして招かれた小和田、米国での成功体験を引っ提げてきたCMOのスミスの3人で、改革に乗り出そうとするものの問題は山積みだ。

 KUNコーポレーションには優れた教育コンテンツがある。そして、それらを核として「デジタル戦略」を確立し、ドラスチックにビジネスを変えていけば、復活の目はある。3人は先進事例を学びながら、デジタル戦略を練りはじめた。

 個々の顧客に適応したラーニングサービスを提供する「アダプティブラーニング」が有効と判断。まずは顧客との接点となるECサイトの立ち上げを準備しようとしたその時、宮内の口からとんでもない言葉が……。

 KUNコーポレーションの会社概要や登場人物の詳しい紹介は第1回を参照

小和田(CIO):さあ、ではどのようにECサイトを構築していくのか。これから打ち合わせして、早急に立ち上げましょう!

宮内(CEO):えっと……。

スミス(CMO):そうですね。私と小和田さんが力を合わせれば、成功間違いなしですよ、宮内さん。

宮内:そうですね……。

小和田:どうしたんですか、宮内さん。

宮内:……2人に話したいことがあるんだ。実は……ECサイト、もうすでに作ってあるんだよね。

小和田、スミス:な、なんだって~!

宮内:実はEC専門の子会社を新たに作って、すでにスタートしているんです。

小和田:いくらかけて作ったんですか。

宮内:約10億円です……。

スミス:それで、月商はいくらほどですか?

宮内:現在の売り上げは月販30万円ほどです……。

小和田:orz……。

スミス:OMG……、なんてことだ。

小和田:何でそんなことになったのですか!?

宮内:今までオフコン(事務処理用のワークステーション)などを納入してもらっているITベンダーに相談したら、そんなことになっちゃってね。

小和田:そんなことにって、他人ごとのように言わないでくださいよ。

宮内:すみません……。

小和田:まあでもよくあるケースですね。バリバリの大手ベンダーに依頼して、言われるままに大規模なシステムを作ってしまうというケースが。投資がかさんで高コストなシステムができあがったのに、サービスや使い勝手は普通以下、という感じ。

宮内:見ないうちにそこまで言いますか!?

小和田:もっと言いましょうか? 今の今までそんな大事なことを隠していたというのが、その失敗内容のすべてを物語っていますよ。

宮内:ぐぬぬ。

スミス:そんな失敗をするなんて、信じられないデース。

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「宮内CEO、衝撃の告白!」の著者

安蔵 靖志

安蔵 靖志(あんぞう・やすし)

IT・家電ジャーナリスト

ビジネス・IT関連出版社を経てフリーに。AllAbout「パソコン周辺機器」「iPad」などのガイドを務めるほか、KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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