• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「男に訊いてもしょうがない」と思いませんか?

『男は邪魔! 「性差」をめぐる探究』/『移民の宴』

  • ザ・絶賛エディターズ

バックナンバー

2013年11月27日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

【私が編集した本読んで下さい!】

男は邪魔! 「性差」をめぐる探究』髙橋秀実著、光文社新書

担当:光文社新書編集部 小松 現

 髙橋秀実さんは、ベストセラーとなった『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』(新潮社)などの著作で知られるノンフィクション作家です。今回ご紹介するのは、この本の後に刊行され、読書界のみならず、世間で賛否両論を巻き起こした『男は邪魔! 「性差」をめぐる探究』(光文社新書)という作品です。


10年越しの企画が動き出した言葉

 私が髙橋さんに初めて本の執筆の依頼をしたのは2002年頃のことでした。『からくり民主主義』(新潮文庫)など、その独特の視点で描かれる作品世界に魅了されていた私は、いつか髙橋さんと一緒に本をつくってみたいと思っていました。あるとき、思い切ってお手紙を差し上げ執筆の打診をすると、幸運にも前向きに検討していただける旨のご返事をいただきました。髙橋さんと私の最初の出会いから企画がスタートするまでの話の一端は、本書「あとがき」の冒頭に記されています。

「何か、是非……」
「そうですね」

 本書の担当編集者である小松現さんと最初にこのような会話を交わしたのは、かれこれ十年ほど前のことです。要するに一緒に仕事をしようと決めたわけで、以来、折に触れ時候の挨拶、お互いの近況報告などをお手紙やメールを通じてやりとりしてきました。こうして私たちは親交を深めていったのですが、親交が深まるばかりで具体的な仕事は一向に始まりません。「何か、是非……」という彼の言葉には、私の方向性や主義主張を尊重する姿勢がうかがわれたのですが、あいにく私はそれらを持ち合わせておらず、さらには相当の怠け者なのです。とはいえ、せっかく「何か、是非……」と熱心に依頼されているのに「そうですね」という言い方も素っ気ない、というか不適切な態度ではないかと私は反省し、ある日、私のほうから「是非、何か……」と切り出しました。すると今度は小松さんが「そうですね」とおっしゃったのです。

 もしかして俺たちは似た者同士なのか。

 私はそう思いました。似た者同士だから埒が明かないのか。なんで俺たちはこうなんだろうかと考えて、ふと私の口からついて出たのが、

「男に訊いてもしょうがない感じがする」

 というつぶやきでした。

 「男に訊いてもしょうがない」という言葉を聞いたとき、そのユーモラスな響きも手伝って「これだ!」と、本のテーマとしてふさわしいと直観的に思いました。同時に、25年というインタビュー生活の中で「男に訊いても埒が明かない」ことをしみじみと実感してきたという髙橋さんにぴったりのテーマではないかとも思いました。

コメント3

「絶賛!オンライン堂書店」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

ドイツ企業は協調と競争の使い分けに長けている。

ビル・マクダーモット SAP CEO(最高経営責任者)