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ノンフィクション読者の合い言葉は「一期一会」

『ノンフィクションはこれを読め!2013 HONZが選んだ110冊』/『少年少女昭和SF美術館』

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2013年12月18日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

ノンフィクションはこれを読め!2013 HONZが選んだ110冊』成毛 眞・編著、中央公論新社

担当:中央公論新社文芸局第三編集部 渡辺幸博

 本書は、日本マイクロソフトの元社長で文筆家の成毛眞さんが2011年7月に立ち上げた書評サイト「HONZ」に公開されたレビューを中心に編集したものである。

 このサイトは、書名にもなっている「ノンフィクションはこれを読め!」という少々高飛車な謳い文句を掲げているが、その言に恥じぬ、質量ともに他を圧倒する存在感を誇っている。20名ほどのメンバーにゲスト・レビュアーも加わって日々新刊書が紹介され、その数、年間ざっと500冊。

 サイトの設立当初からのお付き合いで、2012年10月に、その最初の1年の活動を集大成したHONZ発の出版第一弾『ノンフィクションはこれを読め! HONZが選んだ150冊』を刊行させていただいた。企画がスタートした2012年の春はまだHONZの知名度もそれほど高くなかったが、ひと夏を経て本が完成する頃にはページビューも急増。実際、刊行の半月ほど前にサイトに上がった『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』のレビューは1日で32710ページビューを記録し、HONZのサーバーはパンク、Amazonの在庫は即売り切れ、という「快挙」を達成した。

 HONZが注目されるのはよろこばしいことだが、Webで用が足りてしまって紙の本は求められないのでは? という不安もあった。しかし、刊行に合わせ、紹介した150冊全点を並べたフェアを展開してくださる書店が全国に何軒もあり、ネット上の情報とは違う紙の本の意義を改めて実感させられた。

「俺にノンフィクションを語らせろ!」

 そして今回、自信を持って第二弾となる『ノンフィクションはこれを読め!2013 HONZが選んだ110冊』を送り出すことができた。収録したレビューの本数こそ減らしたものの、そのかわり、上に挙げた『「弱くても勝てます」』の著者・高橋秀実さんをはじめ、『父と息子のフィルム・クラブ』のデヴィッド・ギルモアさん、『ゼロからトースターを作ってみた』のトーマス・トウェイツさん、『オタクの息子に悩んでます』の岡田斗司夫さんへの著者インタビューほか、印刷所探訪記などの企画ページを増やし、より読み物としての面白さが充実した一冊に仕上がったと自負している。

 こうして2年余りHONZと関わっていて感じるのは、メンバーの「ノンフィクションを語りたい!」という、尽きることない思いの熱さだ。そしてその渇望は、SNSでの反響やサイトに寄せられる声から察するに、多くのHONZ読者に共通している。

 ノンフィクションの場合、ごく一部を除いて少部数高価格(メンバーはこれを「ノンフィクションは一期一会」と称して即買いを心がけているらしい)、ジャンルを見れば広大無辺。日頃から書評や、映像化のニュース、年末のランキングなどさまざまな情報が流通している小説やマンガのような創作とは違う。自分が面白い本を見つけても、そうそう傍に訴える相手はいないのだ。

  • 成毛眞さんの本棚が見たい方は→こちら
  • 『弱くても勝てます』の「絶賛オンライン堂」記事は→こちら
  • 『ゼロからトースターを作ってみた』は→こちら

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