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デジタル時代に“新役員”?

ジュニアにその重責が担えるか

2014年1月15日(水)

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 KUNコーポレーションは小中学校向けの教材や教育商材を扱う教育出版社。デジタル化に乗り遅れた現状を、CEOの宮内、CIOの小和田、CMOのスミスの3人で、改革しようと奮闘している。

 個々の顧客に適応したラーニングサービスを提供する「アダプティブラーニング」の確立を目標とした3人。オムニチャネルを確立すべく、その核となるECサイトの構築にメドをつけた3人の前に、新たに宮内CEOのジュニアも登場。MIT(マサチューセッツ工科大学)で情報工学を学んだジュニアも含めて、改革へ突き進む。

 KUNコーポレーションの会社概要や登場人物の紹介は第1回参照

卸ならではのコネクションが強みに

宮内(CEO):スミスさん、この前我が社が「ラーニング・カンパニー」へと脱皮するために重要なこととして「インフルエンサー・マーケティング」のお話をされてましたよね。

スミス(CMO):確かにお話ししました。

宮内:コミュニティーで積極的に発言している人にコンタクトするというのは、今の我が社の状況ではどうにもなりません。

スミス:コミュニティーどころか、ホームページすらきちんと整理されていない状況ですからね。

宮内:でも、我が社は今まで卸売業として培ってきたものが、何らかの形で生きないものでしょうか?

スミス:一つ大きな強みがあると思いますよ。それは学校の先生との関係を長い期間をかけて築き上げたことです。

宮内:そうだ! それがあった! ありましたよ!

スミス:ECサイトやコミュニティーサイト、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などで消費者のニーズをリサーチしたり、企業とユーザー、ユーザー同士の関係性を作り上げていったりすることはもちろん重要です。しかし、その中からインフルエンサーを見つけ出し、アプローチするのは決して簡単ではありません。

宮内:それはそうですよね。

スミス:学校というコミュニティーには、先生のコミュニティー、生徒のコミュニティー、そして生徒の親同士のコミュニティーがあります。それぞれのコミュニティーの中で最も影響力がある人を見つけ出すのは難しいことです。

宮内:付き合っていくうちに、あの人がボスママだな、あの人たちはその取り巻きだな……なんてことが分かってくるんですよね。

スミス:しかし先生というのは、その人が先生のコミュニティーの中で影響力がたとえ少なかったとしても、学校というコミュニティー全体の中では少なからず影響力を持ちます。その先生一人ひとりと関係性ができているというのは大きなアドバンテージになると思いますよ。

宮内:ネットの時代になっても、リアルなコミュニティーでの営業力が大きな力になるんですね。

スミス:それはもちろんそうです。それに、ラーニング・ビジネスでは、「エリアマーケティング」も重要なんですよ。

宮内:エリアマーケティング?

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「デジタル時代に“新役員”?」の著者

安蔵 靖志

安蔵 靖志(あんぞう・やすし)

IT・家電ジャーナリスト

ビジネス・IT関連出版社を経てフリーに。AllAbout「パソコン周辺機器」「iPad」などのガイドを務めるほか、KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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