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シリコンバレー4.0は「モノのインターネット化」の時代

テレパシーの井口尊仁CEOによる日経ビジネス特集評

  • 井口 尊仁=テレパシーCEO

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2014年1月20日(月)

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 シリコンバレーの変遷を描いた『日経ビジネス』1月20日号「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」。約13年前に崩壊した「ドット・コム・バブル」を機に、イノベーションの聖地はその力を失ったようにも見えた。だが、シリコンバレーと名付けられてから40年以上の歴史を持つこの地に築かれた生態系は、そう簡単に壊れるものではなかった。今では、サンノゼやサニーベール、マウンテンビュー、パロアルトといったシリコンバレーの中心地には収まりきらず、サンフランシスコやフリーモントといったエリアにまでスタートアップ熱が広がりつつある。

 日本のスタートアップ業界の第一線で活躍する人たちに、「シリコンバレー4.0」特集を読んだ感想を寄せてもらった。第1回目はシリコンバレーに本社を構え、眼鏡型ウエアラブル端末「テレパシー・ワン」の開発を進めるテレパシーの井口尊仁CEO(最高経営責任者)に寄稿していただいた。(「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」の購読はこちからどうぞ)

 シリコンバレーが聖地であることは今も昔も同じ。ずっと変わらない。

 僕自身も頓智ドット社CEO(最高経営責任者)だった2011年春に、サンフランシスコのSoMa地区に拠点を開設した。サンフランシスコは当時、シリコンバレーの新たな中心になりつつあった。

井口 尊仁(いぐち・たかひと)
テレパシーCEO(最高経営責任者)。シリコンバレーのサニーベールに本社を構える。眼鏡型のウエアラブル端末「Telepathy One(テレパシー・ワン)」を、今年中の発売を目指して開発中。過去に、AR(拡張現実)技術を使った「セカイカメラ」を開発した頓智ドットを起業した経験もある。

 周囲には多くのインキュベーション施設があり、多くの生きのいいスタートアップが互いに切磋琢磨していた。我々が居を定めたのは「DogPatch Labs(ドッグパッチラボ)」というコワーキングスペース。Pier38(サンフランシスコ湾に面する埠頭のひとつでAT&Tスタジアムのすぐ隣)にあった。

 そこにいたインキュベーターたちは熱気に満ち溢れ、すぐにでも爆発しそうな勢いを持っていた。DogPatch Labsは、米フェイスブックが買収した写真共有サービスの米インスタグラム(Instagram)がスタートした場所だ。すぐ近所にあったコワーキングスペースの「Rocket Space(ロケットスペース)」には、今をときめくスマホを使った配車サービス、米ウーバー(Uber)の開発拠点があった。

 日経ビジネスの「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」にも書かれているように、シリコンバレーのトレンドは明らかにサウスベイ(米グーグルや米アップル、米ヤフー、フェイスブックなどの拠点はサンフランシスコ湾南部にある)からシティ(サンフランシスコ市内)に移っている。米ツイッターのような代表格の企業以外にも、限定した家族や友人間のみで交流するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を提供する米パス(Path)やモバイル決済サービスを提供する米スクエア(Square)といった企業がシティから始まるスタートアップ・ムーブメントを強く牽引していた。

 サンフランシスコは、まさに都市全体が大きなエコシステムを形成していた。イノベーション・サイクルを生み、人材とテクノロジーの交流が随所で起きるという、1つの爆発的なエネルギー体のようだった。

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