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「住人」になって分かるシリコンバレーの価値

日本人ベンチャー投資家、伊佐山元氏の日経ビジネス特集評

  • 伊佐山 元=WiL共同創業者兼CEO

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2014年1月23日(木)

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 シリコンバレーの変遷を描いた『日経ビジネス』1月20日号「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」。約13年前に崩壊した「ドット・コム・バブル」を機に、イノベーションの聖地はその力を失ったようにも見えた。だが、シリコンバレーと名付けられてから40年以上の歴史を持つこの地に築かれた生態系は、そう簡単に壊れるものではなかった。今では、サンノゼやサニーベール、マウンテンビュー、パロアルトといったシリコンバレーの中心地には収まりきらず、サンフランシスコやフリーモントといったエリアにまでスタートアップ熱が広がりつつある。

 日本のスタートアップ業界の第一線で活躍する人たちに、「シリコンバレー4.0」特集を読んだ感想を寄せてもらった。第3回目は、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルで約10年間投資家として活躍し、現在は自らスタートアップ支援組織を設立した伊佐山元氏。(「シリコンバレー4.0 ~変貌する革新の聖地~」の購読はこちからどうぞ)

伊佐山 元(いさやま・げん)
シリコンバレーに拠点を置くスタートアップ支援組織、WiL(ウィル)の共同創業者兼CEO(最高経営責任者)。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て、2003年から米大手ベンチャーキャピタルのDCMでパートナーを務めた。2013年8月に設立したWiLでは、日本の大手企業から資金や人材を集めて投資ファンドを組成し、日本とシリコンバレーのスタートアップを支援する活動を進めている。

 なぜ日本の大企業はシリコンバレーをもっと上手く利用しないのか?――。そんな思いで昨年創業したのがWiL(World Innovation Lab、ウィル)である。大企業が持つヒト/モノ/カネの3点セットを使って、テクノロジーの聖地シリコンバレーに壮大なイノベーションの発信地を作ろうという試みだ。

 もちろん日本の大企業は素晴らしい研究開発設備を既に持っている。ただ、そこから生まれる成果は、従来のやり方で日本をベースに物事を考えていたら世界標準になり得ない。日経ビジネスの特集でも触れられていたソフトバンクの孫正義社長ではないが、テクノロジーの中心地であるシリコンバレーを研究の本拠地にするくらいの発想の転換が必要である。


日本の技術と創造力は負けていない

 自前主義を改めて、少しでも外部を活用することでイノベーションのサイクルを加速する。シリコンバレーという特異な環境を利用して、“正しい”刺激を与えれば、日本企業にも世界のテクノロジーを牽引するポテンシャルは大いにある。この10年間で1000社以上の様々な世界中のスタートアップと接してきた。その経験を踏まえて、日本の技術力も創造力も決して世界に負けていないことを確信している。欠けているのは、それをどうやって世界に知らしめるかだ。

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