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我らアラフォー、端境の世界を生きた者たち

『アラフォー男子の憂鬱』/『なんらかの事情』

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2014年1月29日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

アラフォー男子の憂鬱』常見陽平著、日本経済新聞出版社
担当:堀川みどり(日本経済新聞出版社 文化出版部)

 上をみると田原総一朗は朝生の司会者をしているし、『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目を集めた若手論客古市憲寿氏や、最年少直木賞受賞者朝井リョウ氏のような「若者代表」みたいな人も現れてきている。

 なんだろう、私たちのこの中途半端感は。上の世代のギラギラ感と、下の世代の「貧しくても幸せ」的な価値観の間に挟まれた微妙な感じは。

 というわけで、この本は、さまざまな角度から、アラフォー男子のこれまでとこれからを考える本である。

『アラフォー男子の憂鬱』はじめに より(常見陽平)

 お札を振ってタクシーを止める。就活では会社が学生を接待。お抱えのアッシー君・メッシー君・ミツグ君――

 先輩から聞いたり本やテレビで見たりして、バブルのころの話を知るたび、あぁ、私もどうか一度でいいから、ボディコンスーツと肩パッドで六本木を闊歩し、お立ち台で扇を振って、右肩上がりの時代の雰囲気を謳歌してみたかったなと思います。就職氷河期にあえぎ、半径5メートルの小さな幸せを愛する「貧しくても幸せ」な私たち世代からしてみれば、バブルはすこし恐れ多ささえ感じる時代です。

 ところで、「○○世代」と聞いてぱっとイメージが思い浮かぶものといえば、私はこの「バブル世代」くらいしかなかったのですが、そのすこし下にあたる、団塊ジュニアかつロスジェネの現アラフォー世代も、日本社会の「端境期」を突き進み切り拓いてきた、大きな特徴をもつ世代であった、ということを、私はこの本を通して初めて知りました。

俺たちはモルモットか!

 ガンダムブーム、過酷な受験戦争、就職直後の金融危機、ウィンドウズ95とインターネットの登場――アラフォー世代はこれらをリアルタイムで体験し、その変化や影響を肌で感じてきた、非常にうらやましい(と言ったら、著者のみなさんに怒られてしまうでしょうか!)世代なのです。

 この本は、これらさまざまな「共通体験」からアラフォー世代の特徴や価値観を読み解いていく1冊です。

 著者は、73年~75年生まれで、自らもアラフォー世代である速水健朗さん、常見陽平さん、赤木智弘さん、おおたとしまささんの4人。それぞれ、「消費・文化」「キャリア・労働」「IT・テクノロジー」「教育」を切り口に、この世代の特徴を論じていきます。これに加えて、とんねるずやドリカム、トレンディードラマから、就活、少子化、日本経済にいたるまで、アラフォー著者4人が縦横無尽に語り尽くした、読み応えたっぷりの座談会も収録しています。

 座談会で出てきたキーワードのひとつが、アラフォー世代は社会の「端境期」を生きた世代である、ということでした。

 上の世代をみて東京に憧れ、上京したら地元が都会化。「自由人」的職業としてフリーターがもてはやされたと思ったら、世は安定志向の新卒至上主義へ。「パソコン通信」だったものはインターネットへ、「草の根BBS」はSNSへ――。

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