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そして3年、老舗企業は復活できたのか?

出版社から真のラーニングカンパニーへと転身

2014年3月5日(水)

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 KUNコーポレーションは小中学校向けの教材や教育商材を扱う教育出版社。デジタル化に乗り遅れた現状を、CEOの宮内、CIOの小和田、CMOのスミス、そして米国で最先端の情報工学を学んだ宮内の息子(CDO)の4人で、改革すべく奮闘している。

 個々の顧客に適応したラーニングサービスを提供する「アダプティブラーニング」の確立を目標とした4人。ECサイトの構築やコンテンツの電子書籍化などの具体的な手法にメドをつけるとともに、間もなく訪れる大学の入試改革に目をつけた。この時期に大きなチャンスがつかめると踏み、一歩先を行く、米国のeラーニングサービスを勉強。そしてそのインフラを使用すべく、スミスとジュニアは交渉に挑みに米国へと旅立った。そして3年の月日が流れ……。

 KUNコーポレーションの会社概要や登場人物の紹介は第1回参照

宮内(CEO):あれから3年か……。もう、何十年も前のことのような気がするよ。

スミス(CMO):宮内さんは最初、デジタルビジネスの「デ」の字も知らなかったですからね。あのときは本当に、1970年代にタイムスリップしたのかと思いました。

小和田(CIO):そう考えると、40数年ですか。そりゃあ、光陰矢のごとしですね(笑)。

宮内:やめてくれよ小和田くん! 俺の脳内の年代じゃなくて、実際には3年しか経っていないんだから。

ジュニア(CDO):最初はECサイトの構築すら大失敗したというのに、その3年後には小規模教育出版社からグローバルな「ラーニングカンパニー」ですから。大出世ですよ。

宮内:KUNコーポレーションがたった3年間でここまで大きくなれたのは、スミスさん、小和田くん、そしてジュニアの3人のおかげだよ。

ジュニア:まあそうでしょうね。我々のおかげで、ここシンガポールに拠点を移し、真のグローバルカンパニーとして日本だけでなくアジア、米国、欧州とラーニングサービスを広げることができたんですから。

宮内:少しは謙遜しろよ(笑)。

「CDO」の存在が「デジタライゼーション」を加速した!?

スミス:最初は本当に問題が山積みでしたね。しかし、ジュニアを弊社のデジタイゼーションを推進してもらうCDO(Chief Digital Officer:チーフ・デジタル・オフィサー)に据えた時からすべてがうまく回り出したように思います。

ジュニア:そうでしょう、そうでしょう。

宮内:だから少しは謙遜しろって。

ジュニア:冗談は置いておいて、CDOという役割がKUNコーポレーションのようなオールドスタイルの出版社にマッチしていたんだと思いますよ。

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「老舗企業復活大作戦」のバックナンバー

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「そして3年、老舗企業は復活できたのか?」の著者

安蔵 靖志

安蔵 靖志(あんぞう・やすし)

IT・家電ジャーナリスト

ビジネス・IT関連出版社を経てフリーに。AllAbout「パソコン周辺機器」「iPad」などのガイドを務めるほか、KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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