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「就活の強者」が、なぜ大手を蹴ってここに来る?

『大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社』/『流星ひとつ』

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2014年3月19日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社』オバタカズユキ著 伊藤豊協力(朝日新聞出版)
担当:朝日新聞出版 教育・ジュニア編集部 片桐圭子

大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社』オバタカズユキ著 伊藤豊協力(朝日新聞出版)
担当:朝日新聞出版 教育・ジュニア編集部 片桐圭子

 正直に告白すると、本作りはズブの素人なんです。1995年に朝日新聞社に入社して以来、作ってきたのは新聞か雑誌。編集者だったことも記者だったこともありますが、一定の期間を経ればごみ箱行きの、言ってみれば「瞬発力」勝負の世界で長く仕事をしてきました。

 ところが2012年秋の人事異動でいきなり、デスクとして書籍を編集するチームを預かることになって。直後に自分のアイデアでスタートさせた企画が、『大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社』でした。

 当初のコードネームは、「東大生が集まる中小企業」。まだ週刊誌のデスクだったこの年の夏に、卒業生の進路を特集した東大新聞を眺めていて、東大生が見たことも聞いたこともない中小企業に少なからず就職していることに気が付いたことがきっかけです。東大生の就職先といえば、官公庁か「ニッポン株式会社」を代表する重厚長大産業、大手商社か大手銀行、せいぜい外資系コンサルまでだと思っていたのに、エリジオンとか三三(現Sansan)とかリードエグジビションジャパンとか、聞いたこともない名前が並んでいて、何じゃこりゃ、と。

 採用する側の企業の建前は「人物本位」ですが、東大の卒業生が一般に「就活強者」であることに疑問を持つ人はいないでしょう。その就活強者たちがもし、自らの意志で名も知らぬ中小企業に就職しているとすれば、これはちょっとおもしろいことになってきたぞ、と思ったんです。

就活強者がなぜここを選ぶ?

 記者やデスクとして手掛けた就活記事では「規模や知名度で会社を選ぶのではなく、もっと別の視点で新たな企業を探すべきだ」などともっともらしいことも書いてきましたが、就職氷河期が叫ばれるほど、大手にエントリーが集中するのが現実。私自身、「大手がだめだったとき」だったり「内定を得る確率を高めるため」だったりする以上の、自分の中でストンと落ちる「見知らぬ企業に目を向ける理由」を見つけられずにいました。

 ところが、東大生を採用していた中小、ベンチャー企業の取材を始めるとすぐに、その「理由」らしきものに行き当たりました。東大生をはじめとする「就活強者」たちと、中小企業やベンチャー企業の間を取りもつスローガン社長の伊藤豊さんが、こんなことを言ったのです。

 「やる気と能力のある人材の『最適配置』が実現できれば、日本の未来はもっと明るい」
 この言葉を聞いたとき、心の中で「ストン」と音がしたような気がしました。青臭いようでちょっと照れますが、このまま黙っていては日本の未来は決して明るくありません。反転攻勢に出るための、有効な施策を得たような気分になったのです。

 かくして私は、『大学図鑑』や『会社図鑑』で知られるオバタカズユキさんに、伊藤さんの言葉の「検証」を依頼しました。そしてオバタさん、伊藤さん、実務を担当してくれた編集者とともに1年がかりで、「大手を蹴ってベンチャーや中小を選んだ若者」が、本当に「やる気と能力のある人材」なのかどうか、彼らが選んだ企業が人材の「最適配置」先として適切なのかどうかを徹底的に取材しました。

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