• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ブラピに「あなた何してる人?」と聞いたお医者さん

『患者さまは外国人』/『動物のお医者さん』

  • ザ・絶賛エディターズ

バックナンバー

2014年6月18日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

【私が編集した本読んで下さい!】

患者さまは外国人  無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』山本ルミ原案、世鳥アスカ漫画

担当:江口絵理(フリーランス)

患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』

「高熱で脱水症状を起こしてるね。点滴しよう」
「待ってください! いま断食月なんです。点滴は日没後に……」

「ナターシャさん、血液型は?」
「2です」 「2? 数字の?」

「傷口がすごく痛むときには、この座薬を使ってください」
「座薬!? どんなに傷が痛くても座薬だけは絶対にごめんだね」

 こんな珍妙な会話が日々繰り広げられている診療所があります。東京は六本木の片隅にひっそりとたたずむ「インターナショナル・クリニック」です。

 このクリニックを訪れる患者さんのほとんどは外国人です。海外から日本へ観光旅行でやってきた人、ビジネスで来日した人、在日大使館の大使や、ときには不法滞在の人も。

 患者のみなさんは、それぞれ自分が育った国の医療の常識とともにクリニックにやってきます。そして展開されるのが冒頭の会話のような、めくるめく異文化ギャップ。

 ちなみに、最初の患者さんはイスラム圏の方で、2番目の方はロシア人。3番目はアメリカ人男性です。

 私は、10年来の友人であるこのクリニックのナースから、会うたびに抱腹絶倒の異文化ネタを聞いていました。そしてある時ふと、「これ、漫画にしたら面白いんじゃない?」と思い立ったのです(いま振り返ると、10年もなにをぼんやり聞いていたのかとそれまでの自分を蹴飛ばしたくなりますが)。

 病院という特殊な場所にたち表れる海外と日本の習慣や価値観の違いは、「へえー!」という驚きにあふれている。でも、一般の人がそれを目にする機会はまずありません。そういうものこそ、本という形で多くの人とシェアしたらきっと楽しい。それがこの企画の始まりでした。

ドクターも外国人

 このクリニック、変わっているのは患者さんだけじゃありません。なんと、ドクターのアクショーノフ先生はロシア系で無国籍なのです。

 ドクターは、第二次世界大戦まっただなかの1943年、生まれ故郷の満州から、日本へ医学を学びにやってきました。満州国は日本敗戦と同時に消滅しましたが、ドクターは日本で勉学を続けて医師免許を取得。1953年に開業したのがインターナショナル・クリニックです。

 ドクターは舞台でエノケンやロッパと共演したこともあるし、東西冷戦時代にはスパイ疑惑で逮捕されたこともあるし、もう、映画が作れるほど波乱万丈の人生を送ってきた人です(語りだしたらそれだけで私はここで3回は連載できます。が、連載のお許しはもらっていないので、ここは語りたい気持ちをぐっと抑え、かいつまんでご紹介しました)。

コメント0

「絶賛!オンライン堂書店」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長