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相談者をホメまくる人生相談

『毒蛇は急がない 乗り移り人生相談傑作選2』/『毒舌 身の上相談』

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2014年7月9日(水)

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毒蛇は急がない 乗り移り人生相談傑作選2』(島地勝彦・三橋英之著、日経BP社)
担当:日経BP社ベンチャー・サービス局 三橋英之

毒蛇は急がない 乗り移り人生相談傑作選2』(島地勝彦・三橋英之著、日経BP社)

 この本の著者、島地勝彦さんは1980年代の「週刊プレイボーイ」全盛期の編集長を務めた人物である。同誌を100万部雑誌に育て、「伝説の編集者」などと呼ばれる島地さんの人物を最も分かりやすく伝えるのは、彼の元部下である集英社の田中知二さんの次の言葉だろう。

 「シマジはホメる人だ。森羅万象、老若男女、古今東西、土木建築、焼肉定食、何でもホメる。意味が分からなくてもともかくホメる。善人をホメ、いわんや、悪人をや、だったりする。『オモシロぃ!』『スゴイねぇ!』『やるねぇ!』という言葉が、自動的に出てくる。

 この無差別ホメ攻撃。意外と効果抜群。対外的には作家、有名人、企業の重役。半信半疑ながらも、シマジの術中にはまるのだ」(島地勝彦著『アカの他人の七光り』のまえがきから)

 まさにその通り。ビジネス誌の副編集長時代に取材ではじめて会ったとき、早くも島地さんのホメ攻撃は炸裂した。「副編なのにジカ当たりして現場に出てくるなんて、キミはやるねぇ!」。記事が出た後に掲載誌を送り、「お食事でも」とお誘いすると、「偉い! 取材をしたら終わりという編集者が多い中、キミはよく分かっているね」。会食時の抱腹絶倒の経験談に「島地さん、うちの雑誌のWEBサイトで人生相談の回答者になってくれませんか」と尋ねたところ、「オモシロぃ! キミの発想は実にオモシロぃ」。

 WEBで人生相談の連載が始まると、ホメ攻撃は一段とヒートアップした。島地さんの言葉を原稿にまとめて送稿すると、FAXで送られてくる直し原稿には必ず「これは傑作だ!」といった具合に寸評が。携帯電話も頻繁に鳴る。「ミツハシ、今回の原稿は素晴らしい。見事だ。脱帽である!」。こうして私も島地さんの術中にはまり、気がつけば連載は250回の長きに及んでいた。

日経BP社にあるまじき連載

 本の紹介が遅くなりました。『毒蛇は急がない』は、日経BP社のWEBサイトに足掛け6年にわたり連載する人生相談コーナー(「乗り移り人生相談」)の中から読者の反響が大きかったものを集めて編集した「傑作選」の第二弾だ。対談形式で相談に答えているため、私も著者に名を連ねさせてもらっている。

 日経BPのサイトだから、掲載されている記事の大半は、経済や会社経営そしてテクノロジーなどに関する真面目な内容だ。そのなかに人生相談が紛れ込むだけでアウェイ感があるのに、回答者は、「童貞諸君集合! 五月みどりと混浴しよう」なんていう企画で、熟女女優と東大生に露天風呂で裸の付き合いをさせてしまう人物である。当然、世の良識など一顧だにしてくれない。

 例えば、「浮気をしない男をどう見分けるか」という結婚適齢期女性の相談に島地さんはこう答える。「結婚した男は必ず浮気をする。絶対に浮気をしない男は絶対にいない。ゆえに、たとえ浮気をしてもそんな素振りを微塵も見せない男、妻にわずかな不安や疑いも抱かせない男を探すべきだ」。

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