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会社員は英語より歌舞伎を学べ!

『ビジネスマンへの歌舞伎案内』/『現代秀歌』

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2014年12月17日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

ビジネスマンへの歌舞伎案内』(成毛眞著、NHK出版新書)
担当:NHK出版 学芸図書編集部 山北健司

ビジネスマンへの歌舞伎案内』(成毛眞著、NHK出版新書)

 題名を見て、なぜビジネスマンに歌舞伎なのかと思われた方、ごもっともです。私も会社員ですが、恥ずかしながら、30代も中盤になるまで歌舞伎とは無縁。興味がないわけではありませんでしたが、観に行ったことはありませんでした。

 では、なぜ興味をもっていたかというと、著者との雑談などで歌舞伎の話題が出ることがちょくちょくあったからです。一見歌舞伎に興味がなさそうな人が、じつは大ファンだった、なんてこともありました。ただ、話題が出る度に「へーそうですか」とアホみたいに相槌を打ってばかりだったので、これはいかんと自分でも思っていたわけです。

 ある年代以上になると歌舞伎好きが増えてくる。経験的にしかいえませんが、そんな感じはします。だから、一度見ておけば、年配の人との会話のきっかけになるという打算はありました。実際、歌舞伎が接待に使われることもあるそうです。4時間ほど芝居を楽しんだあとに一杯飲む。贅沢ですよね。こうした「課外活動」が、仕事における信頼関係をつくるうえで役立つのは、容易に想像がつきます。

日本的教養としての歌舞伎

 もちろん、それだけだったら別に歌舞伎でなくてもいいかもしれません。ゴルフ接待なんかは古くから行われているし、仕事相手とフットサルを楽しむ若い人も多いようです。ただ、歌舞伎をはじめとする文科系の趣味には、もっと別の「いいこと」もあります。それは「教養」として役立つということです。

 たとえば改めて日本文化を学ぼうと思ったら歌舞伎はうってつけです。「板に付く」「切って落とす」「茶番」など、現在普通に使っている言葉のなかにはたくさん歌舞伎由来の言葉があるように、歌舞伎は日本文化に大きな影響を与えています。

 その理由は、おそらく歌舞伎が江戸時代から一握りの人のためのものでなく、万人 に開かれたものだったからだと思われます。現代人にはどこかハードルが高く感じられる歌舞伎ですが、もともとは極めて敷居の低いものだったわけです。

 話がそれましたが、歌舞伎に近いものを西洋で探すとしたら、オペラやシェイクスピアの劇でしょうか。ビジネスマンであってもオペラやシェイクスピア劇を観たことがないといったら、自国の文化を知らない人、下手をしたら教養がない人と思われるといいます。著者が「英語より先に歌舞伎を学べ」というのは、西洋人のこの感覚を日本人に置き換えてのことでしょう。もう少し状況を具体的にして考えてみましょう。

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