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研究者の「凄み」と「楽しみ」を凝縮!

『「研究室」に行ってみた。』/『粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う』

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2015年2月4日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

「研究室」に行ってみた。』(川端裕人著、筑摩書房)
担当:四條 詠子(筑摩書房 ちくまプリマー新書編集部)

「研究室」に行ってみた。』(川端裕人著、筑摩書房)

 いきなりですが、肩の力が抜けたいい書名ですよね。これは、ナショナル ジオグラフィック日本版公式サイトで好評連載中の、川端裕人さんのコラムのタイトルと同じです。当初は別の書名を考えていたのですが、社内に連載の読者がわりとおりまして、「そのままのほうがいいじゃないか!」という合唱から決まりました。結果的には、興味をそそられる書名に落ち着いて良かったかな、と思っています。

 本書を担当するきっかけは、同僚の何気ないひと言です。

 実は、雑誌のナショジオは定期購読しているわが家ですが、「Webにも面白い連載があるよ」と教えてもらって目を通し、思わずはまったのが川端さんの連載でした。

 そこには、普通に生活していたら知りようもない、研究の広くて深い世界が広がっていて、その豊かさにはたびたび驚かされました。それらの研究を紹介してくれる川端さんの文章が、またいいんです。面白い研究や研究者を見つけてくるアンテナの感度は言わずもがな、研究の中身だけではなく研究者の人となりもバランスよく聞き出す取材力、それを読者に届ける表現力、どれを取っても抜群で、読んでいてまったく飽きのこない連載なんですね。

40人以上の研究者から6人を厳選!

 「これを本にしないなんてもったいない!」と目をつけたのが、連載を紹介してくれた同僚で、私自身は編集部に戻って最初に担当させて頂くことになったのが本書でした。

 連載自体は数年前から続いていて、川端さんが取材された研究者は40人以上に上るのですが、ちくまプリマー新書の1冊にまとめる上で、取り上げられるのは6人が紙幅的に限界だったんですね。魅力的な研究者がたくさんいる中で、分野が偏らずに、読者の興味を惹く6人に絞らなければならない……。川端さんも非常に苦労した、とおっしゃっていましたが、なんとも絶妙なバランスの6人を紹介することができて良かった! と本が出来上がってあらためて思っています。

 アフリカのサハラ砂漠に位置するモーリタニアで、大発生しては農産物などに深刻な被害を与えるサバクトビバッタの生態を、日夜追い続ける前野ウルド浩太郎さん、宇宙物理学の単位を取るために南極点に10か月も滞在、その後は世界初の民間商用宇宙船──ドラゴンの開発に携わった、冒険する研究者高橋有希さん、生物学者と一緒になって観察のためにフィールドに出たりしながら、「生物」にアイディアを得たロボットや自ら成長できる究極のロボット研究を続ける飯田史也さん…。

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