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転職しようか悩んだとき、一番いい選択をするためには

『会社を辞めないという選択』/『ひとりひとりの味』

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2015年3月25日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

会社を辞めないという選択』奥田浩美著(日経BP社)
担当:日経BP社 日経ウーマンオンライン編集部 梶塚美帆

奥田浩美さんってどんな人?

 著者の起業家・奥田さんにはじめてお会いしたのは、初の単著についてのインタビューでのことでした。その本のタイトルは、『人生は見切り発車でうまくいく』。これは奥田さんが日ごろから大事にしている考え方でもあります。

 「ITで人類を幸せにしたい」。そう夢を語る奥田さんは、鹿児島県の離島で育った経験から、IT×地方による社会課題解決をテーマに設立された「株式会社たからのやま」の代表です。

 その一方で、25年間に渡ってIT企業の日本進出に関するイベントプロデュース事業に携わっている方でもあります。MacworldやWindows World、Interop、Google Developer Dayといったプライベートショーの上陸にも立ち会い、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ノーベル賞受賞者などの舞台を裏方として支え続けているのです。

 大規模カンファレンスにはいつも奥田さんが関わっているため、周囲からは“IT界の黒幕”“IT界の女帝”と呼ばれるようになったらしい――そんな事前情報から、「いったいどんな方なんだろう……」とドキドキしていました。

 でも、実際にお目にかかってみると、“黒幕”や“女帝”のイメージとはうってかわって、実は泥臭く、そしてかっこいい方だったのです。

 株式会社たからのやまの事業のなかで、奥田さんの手法「お茶の間で使うものはお茶の間で創る」を象徴する、こんなエピソードがあります。

 高齢者にタブレットの使い方を教える講座でのこと。セキュリティ保持のための「はじめて飼ったペットの名前は?」という質問に、「私たちの時代は食糧事情が悪くてとてもペットなんか飼えなかったもんねぇ」と、お年寄り同士の世間話が始まってしまった。そもそも設問が地方の高齢者向けではないので、答えを入力できずにつまずいてしまい、さらにその話題でお年寄り同士の世間話が始まってしまう……。

 このとき、予定していた2時間でプログラム通りにタブレットを使い始めることができた人は、わずか1名だったそうです。講座としては失敗かもしれません。

 しかし、無作為に抽出した人たちを対象に講座を行うのではなく、日頃のコミュニケーションで信頼関係を作った人たちを対象に行ったことで、率直な生の意見が聞けた。「お年寄りはみんな楽しく2時間を過ごしました」、そんな無難な報告をあげるのではなく、IT機器が使いこなせない高齢者の真実を、実際に自分の目で見て知って、受け止めていました。

 奥田さんは、カンファレンスなどでIT業界の最先端にいながら、そこから最も遠いところにいる「地方の高齢者」とも積極的に関わり、ITで人類を幸せにするためには何をしたらよいのか、常に向き合っている人でした。

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