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「型通り」と「型破り」はどっちがマシだろうか

『紋切型社会』/『英語クリーシェ辞典』

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2015年5月13日(水)

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【私が編集した本読んで下さい!】

紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(武田砂鉄著、朝日出版社)
担当:朝日出版社第五編集部 綾女欣伸

セックス・ピストルズ以来の衝撃!

昭和最後の男が逝った

珠玉の短編集

紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(武田砂鉄著、朝日出版社)

 たとえば、こんな言葉をよく目にします。(しませんか?) けれど、その「衝撃」はいったい何度やって来たの? 「最後の昭和人」は総勢何人いるの? そもそも「珠玉」ってどういう意味だっけ……?という疑問が疑惑となってすぐさま頭をもたげてきます。衝撃の5秒後くらいに。

 そうした言葉に無言で頷く前に、なぜ始点がセックス・ピストルズなのか、「平成最初の女の誕生」ではダメなのか、瓦礫あってこその珠玉ではないのか、などとグダグダ考えてみるのは決して無意味ではないはずです。それでも「衝撃」は今年も律儀にやって来て、「昭和最後の男」は掘り返され、「珠玉」は宣伝文でのみ使われ続けるわけですが……。

 そんな決まりきったフレーズ、ありきたりの定型文、紋切型の言葉=紋切語を入り口にして、出口を定めることなく、現代社会に潜む「病状」をスポンジのようにすくい取りながら突き進むのが、本書『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』です。

赤組の相手は白組でなくてもいいかもしれない

 本書で脚光を浴びる紋切型の言葉は、冒頭に挙げた惹句よりも現代社会ともっと深く結びついている言葉、たとえば「育ててくれてありがとう」「ニッポンには夢の力が必要だ」「全米が泣いた」「会うといい人だよ」「国益を損なうことになる」など。といっても政治や時事問題に関わるものだけでなく、「顔に出していいよ」「もうユニクロで構わない」「カントによれば」と、性・ファッション・学術にいたるまで、舞台はオールジャンルです。

こちらより、目次や本書の一部を読むことができます。

 著者の武田砂鉄さんのことを知ったのは、2012年末のこと。私の編集した『世界婚活』(中村綾花著)の書評を彼はこう書き出したのでした。

「年に1回くらい、女性に『どんなオトコがいいのかな?』と聞かれるので、そんな時は『ファミレスとコンビニで店員に対して態度が悪い奴だけはやめときな』と答える。1年に1回くらい、男性に『どんなオンナがいいのかな?』と聞かれるので、そんな時は『海外旅行先で、パラグライダーやらヘリコプターやらに乗って、ハート型の珊瑚礁を見に行こうとするような奴だけはやめときな』と答える」
※「CINRA.NET」より

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