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コラム名:イベントNEWS

12球団のプロ野球ファンが並んで、飲んで、野球談議!

世にも珍しい「プロ野球ファンの交流戦」リポート

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文/写真:大山 くまお

03.19.2015

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2015年のプロ野球も開催間近!それに先立ち、プロ野球ファンの交流イベントが開催されました。様々なチームのファン同士がディープなプロ野球談議を繰り広げる、珍しいイベントの様子をお伝えします。

いよいよ2015年のプロ野球が、3月27日の公式戦をもって開幕します。それに先立つ2015年2月8日、東京・お台場にあるイベントハウス「TOKYO CULTURE CULTURE」(通称カルカル)にて、プロ野球ファンの交流イベント「集まれ野球好き ファン交流戦!第4戦」が開催されました。

会場は100人近くのプロ野球ファンで埋め尽くされ、外は真冬でも会場内は「球春近し」と大盛り上がり。みなさん、ひいきのチームのユニフォームを着て、日曜の昼からビール片手にいい感じです。各球団とも春季キャンプが真っ盛りの時期に開催されたこともあり、それぞれひいきの球団に所属する期待の選手についての話などに花が咲きました。

イベントがスタートすると、ステージに“広島カープ芸人”としても知られるお笑いコンビ、ザ・ギースの尾関高文さん、司会でイベント・プロデューサーのテリー植田さん、今回のゲスト、横浜DeNAベイスターズのスタジアムDJを務める南隼人さんが登場。軽妙なプロ野球トークで会場をあたためます。

南さんによる「プレイボール!」という音頭で乾杯した後は、場内のBGMに合わせて参加者たちが自然発生的にDeNAの応援歌「熱き星たちよ」を合唱する一幕も。しかも、DeNAファンだけじゃなく、ほかのチームのファンの人たちも一緒になって歌っていました。今回が初参加の方も多いと聞いていましたが、なんというか濃いんです。

日曜の昼にプロ野球ファンが大集合。この日はDeNAのスタジアムDJを務める南さんがゲストとあってかDeNAファンが多めでした。「普段、まわりにベイスターズファンがいないんです」「そもそも野球ファンが少なく、仕方なくサッカーの話をしている」との声も

イベント中は、ステージの上から出されたお題をもとに、それぞれのテーブルでいろいろなチームのファン同士が交じり合ってディープなプロ野球談議を繰り広げます。特に細かなルールはなく、好きな野球の話題で盛り上がってくれればいいという、“濃い”けど“ゆるい”イベントなのです。

ギース尾関さん(左)と南隼人さん。南さんはDeNAのスタジアムDJのほか、ウィンタースポーツの大会のMCやスノーサイトの副編集長を務めるなど幅広く活躍中。尾関さん、南さん、プロデューサーの植田さんは、ステージ上でのMCのほか、各テーブルを回ってお客さんたちと自由に歓談していました

「12球団揃っているところがミソなんです」

このイベントの企画者であるテリー植田さんにお話を聞いてみました。

【テリー植田さん】

今回の「交流戦」の参加者は100人を超えています。有名人やタレントさんのトークショーなどではなく、お客さんが主役の交流イベントで100人集まることは、カルカルでもなかなかないことです。

実は、野球ファンの人たちは、これまであまり横のつながりがなかったんですよ。球場に応援に行っても、試合が終わったらそのまま帰ってしまう。球場で隣の席の人たちとしゃべることもないんです。だから、なかなか野球好きの友達が増えない。

ならば、交流の場を作ろうと思ったのがこのイベントを始めたきっかけです。僕は、ファン同士が交流する場を作るのがプロデューサーの仕事だと思っているんですよ。

やっぱり元気なのは黒田博樹投手も入団して意気上がる広島カープファン。今年の目標は「もちろん優勝!」。なお、左側の女性たちは最近の「カープ女子」ブームには否定的。「40年前からカープ女子ですから! 最初に好きになったのは池谷公二郎投手です」

今回は初めて参加するお客さんがとても多いですね。ツイッターなどで口コミが広がったおかげでしょう。このイベントは、野球ファン同士の出会いの場でもあり、男女の出会いも場でもあるのですが、いやらしい感じは全くないので、初めての人も参加しやすいのかもしれません。

イベントを始める前は、こんなに盛り上がるとは想像していませんでした。今ではお客さん同士が知り合いになって、一緒にイベントに来たり、飲みに行ったりしているそうです。僕も飲み会に誘われたりしますよ。

面白いのは、巨人や阪神のような人気チームのファンが多いわけではないというところ。今日は全球団のファンがいましたね。しかも、どの球団の応援歌を流しても、みんなで歌えるんです。これは素晴らしいですね。理想的ですよ。

引退した小田幸平選手の応援タオルを掲げる中日ファンのグループ。「東京のドラゴンズファンは少ないので、みんな球場で仲良くなるんです」。右端の女性はこのイベントのために岐阜県からやってきたとのこと。熱い!
パ・リーグファンの多さ、熱さもこのイベントの特徴です。熱心に球場観戦している方も多く、「パ・リーグの球場あるある」の話題で盛り上がっていました。右端の女性が着ているのは日本ハムの二軍チームのホームグラウンドである鎌ヶ谷限定ユニフォーム

1球団だけのファンイベントでは、こうはならなかったでしょうね。12球団揃っているところがミソなんです。「ユニフォーム着用で来てください」とお願いしているのですが、そうすると相手のユニフォームを見ただけで話が始まります。僕がしているのは、その場の設定だけなんですよ。

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