オジサンだけが知らない?主婦のブーム

いま売れているものはどれも「塩系」です

第18回:食べ物も、インテリアも、男子も…「塩系」人気の理由に迫る!

文:小林 孝延 06.18.2015

主婦の間ではいま「塩系」が大人気!インテリア、塩バターパン、そして「塩系男子」……。さまざまな領域に入り込む「塩系」の人気の秘密に迫ります。もちろん、オジサン向けのおいしい塩系レシピもありますよ!

「塩系」って聞いたことありますか? いま主婦たちのトレンドは食べ物も、インテリアも、男子もこの「塩系」が人気なのです。

「塩系男子」という言葉があります。一頃はさっぱり和風のしょうゆ顔が人気!という時代がありました。いやいやもっと前ならバターとか?でも、今は断然「塩顔」です。芸能人なら森山未來さんとか加瀬亮さんとか。あと西島秀俊さんなんかも代表格だそうですが、そうした美少年たちを塩系男子と呼ぶのです。「ソース顔だと濃すぎるけれど、しょうゆ顔では物足りない!」という女性たちにピッタリだと言いますが……。

んー、わからんわ!!(オジサンの声代弁) ま、正直、基準はかなり微妙でしょうか。

そんなイマイチわかりづらい塩系男子。雑誌の特集記事で見つけた「定義」はこうです。

  1. 無造作ヘアが似合う!
  2. 目は一重または奥二重
  3. 鎖骨がきれいで喉仏しっかり。手はごつごつ
  4. 色白、色素が薄い感じ
  5. カーディガンやVネックが似合う

てな感じですが、さあどうですか?イメージはわきましたか?

ちなみにうちの編集部の女子によると、今いちばんイケてるのはメンズノンノの専属モデルで人呼んで「塩顔王子」、坂口健太郎さんだそうです(メンズノンノの坂口さん紹介Webページ)。確かにきれいなお顔。眼鏡も似合ってちょっと知的なムードが漂っていますね。

その塩系ブームに乗るように、今はインテリアのトレンドも塩味に移行しているそうです。このコラムでも何度か取り上げているインテリアに敏感な主婦たちが集うスマホアプリ「RoomClip」(当コラムでの紹介記事はこちら)では昨年あたりから「塩系インテリア」という新しい言葉が生まれ、そのスタイルに支持が広がり始めているのだそう。

「最近RoomClipで盛り上がりを見せる塩系インテリアは、大まかにはスッキリしたインテリアのことを言うようです。もともと『男前テイスト』のユーザーさんが多く使っていることから『男前インテリア』→(男前)→(塩系男子)→『塩系インテリア』というように連想されたのではと推測しています。色素薄めのトーン、無骨で飾らない雰囲気、生活感の希薄さ、というのが特徴です」(RoomClipの広報担当者)

過度な装飾、雑貨などは少なくてミニマルな感じ。素材は木と鉄といった自然素材だけれど主張しすぎていない生活感が希薄な感じが特徴のhamakajiさんの塩系インテリア
1枚目の塩系インテリア写真を投稿し、塩系インテリアの会を発足したユーザーTNKさん
塩系インテリアの部屋に住む塩系男子ユーザーのyasuakiさん

ここのところ「男前インテリア」が人気で、最近はテレビでも特集が組まれています。この男前インテリアをぐっとそぎ落としたシンプルなスタイルで、DIYの手の跡もほんのり残る感じは、まさにインテリア上級者。

インテリアも料理と同じで、最初は上達の過程でいろんなスパイスや調味料を加えた複雑な味を目指していくけれど、そこを経て今度は引き算に入っていきます。トップシェフになると素材の味を塩だけで引き出すようになりますが、まさに塩系インテリアはそぎ落としたからこそ生まれる美しさが漂っているのが特徴です。