エコニュース

2013年8月6日

JFEエンジ、バラスト水処理装置を強化、顆粒状薬剤モデルを販売

 JFEエンジニアリングは、船舶のバラスト水を処理する装置「JFEバラストエース」のランアップを拡大した。液体の薬剤を使用する現行タイプに加え、新たに顆粒状の薬剤モデルの販売を始め、各種船舶に最適なシステムの提案を可能にした。世界的に需要増加が見込まれる中、事業強化を図った。

 新モデルは顆粒状の殺菌剤を船上で溶かして使う。コンパクトで保存期間が長く、限られた船内スペースに薬剤を備蓄できる。25kg入りの容器1個で約4000m3のバラスト水処理が可能となる。寄港地が一定していない不定航路の船舶や、寄港地で十分な停泊時間が取れないLNG(液化天然ガス)船などに適している。

 船舶搭載に必要な国土交通省の型式承認を6月に取得し、造船大手の今治造船(愛媛県今治市)から5隻の新造船で受注した。JFEバラストエースはバラスト水を取り入れる際にフィルターでろ過し、薬剤処理して海洋生物を除去する。従来モデルは液体の薬剤を使い、荷揚げ港や給油港などで補給する仕組みになっている。

 バラスト水は荷揚げ港で船底のタンクに入れ、荷積み港で排出される。バラスト水とともに運ばれる外来海洋生物による生態系の攪乱が問題視され、細菌や外来種を処理する装置の船舶への設置を義務付ける国際条約の発行作業が大詰めを迎えている。早ければ2015年初めにも発効する見通し。

(日経BP環境経営フォーラム

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