エコニュース

2013年12月13日

三菱重工、「ICTソリューション本部」設立、スマートコミュニティー事業拡大

 三菱重工業は、「ICT(情報通信技術)ソリューション本部」を2014年1月1日付で設立する。全社のICTを統括する新しい組織で、自社が提供してきた製品に通信ネットワークや情報処理の技術を組み合わせて競争力強化を図る。スマートコミュニティー(環境配慮型地域)をはじめ、ICTを活用したサービス事業分野を拡大する。

 ICTソリューション本部は、技術統括本部のIT部門と、エネルギー・環境分野の原子力事業部の電気計装技術部門、交通・輸送分野の交通システム事業部のITS(高度道路交通システム)の部署を統合する。発足時に約700人の人員を予定し、本社と神戸造船所(神戸市兵庫区)に重点的に配置する。技術統括本部長が本部長を兼務する。

 ICTを活用したソリューション・ビジネスの急速な成長を受けた。ICTソリューション本部によって全社的なICT事業支援体制を整備するとともに、製品ごとに異なる技術・開発手法の統合・共有を効率的に進める。各事業分野に分散するICT技術者を集約して配置することで、既存事業の人的資源増強に安定して対応できるようにする。

 三菱重工はICTソリューション本部設立を機にICTソリューション事業をさらに推進する。ICTの水準向上や自社が保有するノウハウの有効活用を進め、提携や合併・買収も含めて製品・事業の競争力を高める。スマートコミュニティーに加えて各種プラント・製品の運転監視・診断や、高度空調システム、ビルの統合運用などを強化する。

(日経BP環境経営フォーラム

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