日立製作所は、いちごECOエナジーが群馬県昭和村に新設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)の発電システムの一括受注が内定したと発表した。同社は、総合不動産サービスのいちごグループホールディングス100%子会社で大規模太陽光発電事業を行っている。日立製作所は、設計から調達、製造、据え付け、調整までを担当する。メガソーラーの運転は、2017年4月に開始を予定する。

 受注が内定したメガソーラーは、約82万m2(82ha)の敷地面積で発電出力は約43MW(4万3000kW)を見込む。一般家庭約1万4000世帯分の年間消費電力量に相当する年間約5万MWh(5000万kWh)の発電を予定している。日立の高効率パワーコンディショナー(電力変換器)を採用することで晴天時から曇りまで発電効率を高め、発電量の増加を図る。

 日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要機器のパワーコンディショナー、変圧器、遮断器などや、運転を監視するシステム、発電量などを計測するシステムを手掛ける。東京電力のメガソーラーをはじめ多くの納入実績があり、蓄積したノウハウを基に信頼性の高い発電システム全体を一括で取りまとめられることを強みに事業を行っている。

 いちごECOエナジーは、不動産の新たな有効活用として大規模太陽光発電事業を中心に展開し、併せて物件の省エネ化、省エネ関連コンサルティング、LED(発光ダイオード)照明の設置推進など環境関連の事業を幅広く行っている。今回の昭和村は事業拡大計画の一環で、その他に、徳島、群馬、広島、愛媛県、北海道の計8カ所でメガソーラーを運営している。

(日経BP環境経営フォーラム