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「割るならハイサワー♪」が31年間ヒットし続けている理由

  • テリー 植田

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2011年10月18日(火)

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居酒屋で焼酎を割って飲むという新しいメニューのジャンル開発ができた。

テリー植田(=植田):ハイサワーレモンが定番ですが、何年目ですか?また開発の経緯を教えて下さい。

田中秀子(=田中社長):今年で31年を迎えました。もともと武蔵小山にある町のラムネ工場で、駄菓子屋さんや縁日で売っていました。
夏はいいのですが冬はすごく暇だったんですね。さらに日本は戦争に負けてコカコーラなど大手にそういった商品がたくさん輸入されて作るものがなくなってしまったんですよ。でも、それがポイントだったと思うんです。お酒は寒くても飲むので、お酒で割るものがあったいいんじゃないかと考えたのが始まりで、それがハイサワーのレモンなんです。

植田:そうなんですね。当時はお酒を割るという習慣はあったのですか?

田中社長:当時、お酒を扱うお店でウィスキーとか日本酒とかビールがメインで、焼酎を割るというのが皆無で、焼酎そのものを飲む人もほとんどいなかったのですよ。でもそんな中で、焼酎を割って飲むっていう新しいスタイルのメニューができて、それでハイサワーが世に出たのをきっかけに焼酎で割るメニューが居酒屋でどんどん増えていったのです。

植田:ジャンルの発明ですね。

田中社長:ハイサワーはハイボールのハイからきたの?とよく聞かれるんですけど、焼酎をハイサワーで割るようになってから、カルピスハイやレモンサワーに分化していって、居酒屋に今までなかったカテゴリーが出来たのです。

 それってすごいことですよね。当時、焼酎は蒸留の設備があまり良くなくて、癖がとれない焼酎が多くて飲む人が少なかったんですけど、一つ手を加えてあげることで、そこに一つ大きな市場が出来たんです。ホワイトレボリューションによってウォッカなどの透明なお酒がどんどん流行っていって、お酒は割るものだ、と認知されるようになりお酒に寄り添うように伸びていったんです。

植田:創業されたのは、田中社長のおじい様ですよね?

田中社長:はい、会社は創業83年になるんですけど、3代目で女姉妹しかいないもので私が社長をやっています。
 3代目は一番危険と言われているので頑張って働かないといけませんね(笑)

植田:ハイサワーというと、昭和のイメージで男性が飲むお酒というイメージがあるじゃないですか。そんなイメージを受け継いで今後どのように伝えていこうと思っていますか?

田中社長:“割るならハイサワー”というサウンドロゴあるじゃないですか?音から商品が入るってすごいことだと思うので、あれだけは残しつつ今、後新しい商品ができて、例えばネット上のCMを作ったとして、必ず昭和レトロな「割るならハイサワー」のサウンドロゴだけは必ず使用したいですね。CMがラップ調になっても必ず昭和レトロのハイサワーを漂わせたいと思っているんです。

新橋で飲まれているハイサワーのレモンは、実はシシリア島産です。

植田:デザインは昔からのイメージが変わらないですが、味は変わっているんですか?

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