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友達が薦めた広告は認知度も購買率も高い

デイビッド・フィッシャー副社長にインタビュー

2011年10月19日(水)

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 世界で8億人以上が利用するフェイスブック。国内では月間のアクティブユーザー数が500万人を超え、じわじわとその存在感を示しつつある。IPO(新規株式公開)も噂される中、フェイスブックは自らが描く戦略に対し、日経ビジネスの取材に応じた。

 日経ビジネス10月17日号特集「フェイスブックの描く未来」との連動企画。第3回目はフェイスブックで広告部門&グローバルオペレーション担当副社長のデイビッド・フィッシャー氏だ。

第1回 ソーシャルテクノロジーが世界をもっと狭めてくれる
―― シェリル・サンドバーグCOOが明かした戦略

第2回 我々はソーシャルデザインを頑なに守り続ける
―― ダン・ローズ副社長にインタビュー

―― フェイスブックの広告売り上げの推移について教えてください。

フィッシャー:具体的な数字は申し上げられませんが、堅調に推移しています。

 我々は企業に対してフェイスブックページ、フェイスブックアプリ、そして広告と様々な価値を提供していますが、今年はどれも堅調な伸びを示しています。これは米国だけでなくグローバルに見ても同様。最初の1歩としては非常にいい1歩を踏み出せたのではないかと思っています。

 なぜフェイスブックの広告料が高騰しているって? その話に入るために、まずは企業のマーケッターの置かれている状況を説明したいと思います。そうすればいかにフェイスブックが彼らにフィットしているかが分かると思います。

流れが「WHAT」から「WHO」に変わった

デイビッド・フィッシャー氏
フェイスブック、広告部門&グローバルオペレーション担当副社長。
フェイスブックにおいて広告部門、ならびにグローバルオペレーション責任者として、海外でのセール、広告マーケティング、カスタマーオペレーションに携わる。フェイスブック入社以前はグーグルでオンラインセールス&オペレーション担当副社長、グーグルのオンライン広告ネットワークの拡大に貢献した。それ以前はビル・クリントン政権の財務官、USニューズ&ワールド・レポートで経済、ビジネス、政治分野担当記者として活躍した。米コーネル大学卒業、スタンフォード大学にてMBA(経営修士号)を取得。国際的な非営利マイクロファイナンス・企業投資組織「SEEP Network」の役員も務める。
(写真:Koichiro Hayashi、以下同)

 まず、インターネットの流れが「WHAT」から「WHO」に変わっています。情報を得る、情報を探す手段だったものから、「誰の」情報なのかが重要になってきています。いわゆるインフォメーションウェブ(情報主体のウェブ)からソーシャルウェブ(人を中心としたウェブ)への進化です。

 ソーシャルウェブでは、現実に生きている世界を反映するような体験ができるようになっています。初めて会った人同士で、出身はどこか、なぜ米国に来たのか、何のための出張か、どんな書籍を読んでいるかという情報が得られます。はたまた出身大学から所属企業、通っているスポーツジムに関してまで様々な情報を交換できます。

 面白いのはソーシャルウェブの世界は人と人のつながりだけではない点です。企業が作成するフェイスブックページとユーザーの間で、毎日9500万ものコネクションが発生しているんです。これは企業にとって何か目新しいことのように思えるかもしれませんが、実は昔からあることをフェイスブック上でできているだけなんです。

 何かの意志決定をしなくてはならない時、例えばどのクルマを買おうかなと悩んだらほかの人に意見を聞くことがあるでしょう。街でおいしいレストランを探す時に友達から情報を聞くこともあるでしょう。企業はこうしたクチコミを使ったマーケティングをずっと展開しようとしてきましたし、それ自体は何ら新しいことではありません。

企業に提供するのは「つながること」

 フェイスブックは企業に対して提供するのは「つながること」です。継続的に顧客との関係を維持し続けられる、エンゲージメントしていける環境です。そして、つながるのは単に1人ではありません。1人に平均130人いる友達にもつながっていくのです。

 例えば、トヨタの新車が出た時に試乗してみようという情報が友達との間で共有され、広がっていく。友達や知人といった信用できる筋から入手した情報はそれ以外のところから入ってきた情報よりも、多くのアクセスを得られるということが外部の調査会社によって明らかにされています。

 さて、こうした変化を踏まえた上で、最初の質問にお答えしましょう。

「フェイスブックが描く未来」のバックナンバー

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「友達が薦めた広告は認知度も購買率も高い」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長