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日本市場に対して全力で取り組んできた

オリバン国際戦略統括にインタビュー

2011年10月20日(木)

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 世界で8億人以上が利用するフェイスブック。国内では月間のアクティブユーザー数が500万人を超え、じわじわとその存在感を示しつつある。IPO(新規株式公開)も噂される中、フェイスブックは自らが描く戦略に対し、日経ビジネスの取材に応じた。

 日経ビジネス10月17日号特集「フェイスブックの描く未来」との連動企画。第4回目はフェイスブックの国際戦略統括、ハビエル・オリバン氏だ。

第1回 ソーシャルテクノロジーが世界をもっと狭めてくれる
―― シェリル・サンドバーグCOOが明かした戦略

第2回 我々はソーシャルデザインを頑なに守り続ける
―― ダン・ローズ副社長にインタビュー

第3回 友達が薦めた広告は認知度も購買率も高い
―― デイビッド・フィッシャー副社長にインタビュー

ハビエル・オリバン
フェイスブック国際戦略統括。2007年からフェイスブックの海外成長戦略のトップとして活躍。グローバルでのフェイスブック認知度の拡大、利用者数拡大を実現したほか、モバイル端末からの利用率の拡大にも貢献している。フェイスブック入社以前は、シーメンスモバイルにてプロダクトマネージャーとしてモバイル端末の販売戦略を統括した。過去に日本においてNTTに所属し、ソフトウェア開発エンジニアとして活躍した経験もある。米スタンフォード大学ビジネス修士号取得。ネヴァダ大にて電気工学・インダストリアルエンジニアリングの修士も取得している(写真:Koichiro Hayashi、以下同)

―― 日本での利用者数が500万人を突破しました。

オリバン:日本市場へ本格的に取り組み始めたのは2008年5月です。当時の利用者数は数百人。日本に住んでいる外国人や渡米経験のある日本人などごくわずかな人たちが使っている状況でした。それと比べると現在の日本におけるフェイスブックの状況について非常に満足しています。昨年と比べて3倍以上の伸びを示しているのですから。

 総人口比で比べるとまだそこまでではないのかもしれませんが、1つの大きな足がかりを作ることに成功したと認識しています。フェイスブックで日本人同士がつながり、コミュニケーションを図るようになっている。この大きなシフトがいったん起きれば利用者が拡大するのは時間の問題です。


日本市場はユニーク

 振り返れば日本市場にローカライズするために、さまざまな施策を施しました。日本市場は世界のどの国と比べてもユニークです。

 特にモバイル分野が大きく世界と異なりました。日本独自の携帯電話、いわゆるフィーチャーフォン向けのサイトを作ったり、QRコードを読み込むことで互いのプロフィールにアクセスできるようにもしました。プロフィールに血液型を加えたのもローカライズの1つです。この項目を付けているのは日本と韓国くらいですね。

 リクルートと協力して就職活動時にOBやOGを検索できる「コネクションサーチ」と呼ぶ機能を提供したのも日本独自の展開です。検索窓にローマ字だけでなくひらがなやカタカナで検索できるようにするなど、細かいところで一つひとつ改善を進めてきました。少しずつ日本の方に気に入っていただけるプロダクトになってきたと思っています。

 専門のエンジニアチームを常駐させ、開発をしているのは日本だけなんです。フェイスブックは現在、75個の言語に対応していますが、日本以外の国の最適化はすべて本社のあるパロアルトで開発しているんです。

―― 日本では比較的ビジネスパーソンの利用が広がっている認識ですが。

オリバン:確かにフェイスブックが広がる過程で最初にどこかの層が増えることはあります。もともと日本では留学生や旅行に行かれた人といった、海外とのつながりが多い人を中心に広がりました。ご指摘のように、ビジネスパーソンが増えているということはあるのでしょうが、既に過去の話。あらゆる層の方にお使いになっていただき始めているという認識です。

 例えば、カナダでは現在、全人口の半分がアクティブにフェイスブックを利用していますが、100歳の方までいらっしゃるんですよ。時間をかけて広がっていくと思います。

―― 国によってフェイスブックの普及度が異なりますね。どう分析していますか。

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「日本市場に対して全力で取り組んできた」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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