• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「アマゾンとは対極のビジネスモデルです」

カナダの電子書籍VB、コボのCEOに聞く

  • 佐藤 央明

バックナンバー

2012年2月23日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 昨年、流通総額1兆円を突破し、大手流通業に比肩する規模になった楽天。円高を背景に次々と海外拠点を作り、その数は今や10の国・地域に及ぶ。危機に直面しても変われない日本の産業界を断ち切って、楽天は日本発の新たな世界企業になろうとしている。世界企業を目指す楽天に今、何が起きているのか。三木谷浩史会長兼社長をはじめ、楽天の各国の経営を担う幹部たちに語ってもらった。
 今回は楽天が昨年11月に買収したコボ(カナダ・トロント)のマイケル・サビニスCEO(最高経営責任者)が登場。「コボの買収はホームラン」と楽天の三木谷浩史・会長兼社長が自画自賛するコボとはどのような企業なのか。その戦略を聞いた。

 (日経ビジネス2月20日号「楽天の焦燥 三木谷浩史が海外展開を急ぐ理由」も併せてお読みください)

 コボは設立してまだ24カ月の若い会社です。電子書籍コンテンツの配信から始めたので、最初は電子書籍端末はなかったし、その作り方も知らなかった。でも設立から2年経った今では、既に8カ国で電子書籍端末を販売しています。

 我々のコンセプトは「オープンプラットフォーム」。パソコンはもちろん、iPhoneやアンドロイドなど様々な端末で見られるのが特徴です。従って専用端末を発売していない国でもコンテンツは見られる。例えば、東南アジアでは端末は一切売ってませんが、インドネシア、シンガポール、マレーシアなどに既に読者がいる。どうやって彼らが我々を見つけてくれたのかはわかりませんが(笑)。

 楽天と交渉を始めたのは昨年(2011年)の夏から。楽天側からアプローチがありました。最初はパートナーシップの話で、買収ではありませんでしたが。楽天側は、当社のグローバルプラットフォームに興味を持っていたようです。

 買収に切り替えた理由は、パートナーにとどまるよりも1つの会社になったほうがよりよいソリューションになる、と互いに気づいたからです。我々の進出国には、楽天が進出していない国も多くありますし、逆もまたしかり。楽天や三木谷さんと一緒に仕事をしていけば、よりスピーディに海外戦略を達成できる、市場で勝利を獲得できるという確信があった。なので、この話に踏み切りました。

コボCEOのマイケル・サビニス氏(写真:James Kachan)

「三木谷さんの第1印象は『エネルギッシュな人』」

 三木谷さんの第1印象は「エネルギッシュな人」。日本から来たばかり、起きたばかりの状態でお会いしたにも関わらず、本当にエネルギーを感じた。一番思ったのは、小さな会社から大きな会社に成長させたにも関わらず、いまだに起業家としての気質を持ち続けている。ここが大きな魅力ですね。

 楽天の哲学は、地域の店舗と「ウインウイン」のビジネスモデルを築くというもの。この点が我々の哲学に合致していたのも大きなポイントでした。

「楽天は世界を制するか」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

お客様が低価格に慣れてきている。

片岡 優 ジェットスター・ジャパン社長