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「電子書籍端末で同じ時間に同じ本を読んでいる人と結び付く」

カナダの電子書籍VB、コボの最高技術責任者に聞く

  • 佐藤 央明

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2012年2月24日(金)

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 昨年、流通総額1兆円を突破し、大手流通業に比肩する規模になった楽天。円高を背景に次々と海外拠点を作り、その数は今や10の国・地域に及ぶ。危機に直面しても変われない日本の産業界を断ち切って、楽天は日本発の新たな世界企業になろうとしている。世界企業を目指す楽天に今、何が起きているのか。三木谷浩史会長兼社長をはじめ、楽天の各国の経営を担う幹部たちに語ってもらった。
 今回は、楽天が昨年11月に買収したコボ(カナダ・トロント)のダン・レイブCTO(最高技術責任者)に、電子書籍コンテンツを売る同社と楽天が組む意義について聞く。

 (日経ビジネス2月20日号「楽天の焦燥 三木谷浩史が海外展開を急ぐ理由」も併せてお読みください)

コボCTOのダン・レイブ氏
(写真:James Kachan、以下同)

 楽天とのパートナーシップはコボにとっても、短期的また長期的に新しい可能性を開いたと思っています。まず近い未来に起きることは、日本での端末発売および日本向けのコンテンツの配信です。

 言うまでもないことですが、日本はコミック大国。漫画やコミックもコンテンツに取り入れていきます。これから我々が得られる知見は、日本のみならず、全世界に我々が進出していくうえで非常に役に立つ領域だと思っています。

 長期的には、デバイスそのものの開発も進化させていきます。今後、楽天のリソースにアクセスできるようになれば、より革新的な端末やサービスをともに開発していけるのでは、と期待しています。

「電子書籍の読者に楽天市場の商品を紹介する」

 デバイスが進化すれば、アプリケーションにも新しい領域が見えてきます。我々はすでにアンドロイドアプリなどを提供していますが、ユーザーから高い評価をいただいている。ソフトウエアでも楽しいユーザーエクスペリエンスをもたらせると思っています。

 楽天とのシナジー効果でまず期待できるのは「クロスセリング」でしょう。例えば、妊婦の方がコボの端末で「妊娠中の生活」についてのコンテンツを読んでいる時に、楽天市場が持っている妊婦用の商品を紹介することができます。

 あるいは端末経由で楽天トラベルからタイ旅行を予約したユーザーに、タイのガイドブックを紹介することもできる。こういったソーシャルリーディングエクスペリエンス、すなわち新たな読書体験をユーザーの方に提供していきたいと考えています。

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