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新たな「つながる場」、フューチャーセンター

2012年3月2日(金)

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野村 恭彦(のむらたかひこ)氏
国際大学GLOCOM主幹研究員 イノベーション行動科学プロジェクトリーダー
富士ゼロックスKDIシニアマネジャー
K.I.T.虎ノ門大学院客員教授

 どんなに機能性の高い商品を作っても売れない。これまで消費者に受けていたサービスが伸び悩む。社員の士気が下がる。「これまでのやり方ではだめだ」とわかっているが、どこから手をつければいいのか見当が付かない。社内でいくら考えても打開できず、閉塞的な雰囲気が広がる……。企業の現場で奮闘するビジネスパーソンの話に耳を傾けると、こんな共通の構図が浮かび上がってくる。

 今、「フューチャーセンター」という取り組みに注目が集まっている。フューチャーセンターとは、異なる立場や考え方を持つ人々を集め、対話を通じて新しい問題解決法やアイデアを生み出す仕組み、およびその施設のことを指す。

 「これからの時代に求められるイノベーションは、『違う人』とのつながりから生まれる」。こう語るのは、国際大学GLOCOM主幹研究員の野村恭彦氏。フューチャーセンターの普及・推進活動を進めている野村氏に、「つなぐ化」時代の新しい「つながりの場」であるフューチャーセンターについて考え方を聞いた。

(聞き手は高下 義弘=編集者/ジャーナリスト)

――企業の現場にいる人たちは、新しいアイデアや新しいやり方を求めて奮闘しています。

 以前、私はまず先に良いアイデアが存在して、これが広がることでイノベーション(新しい考え方や技術を使った組織や市場や社会の変化)が起こるのだと考えていました。

 ところが最近は、構図がちょっと変わってきているように思います。まず人がつながることで良いアイデアの卵のようなものが生まれ、人のつながりを介して広がりながら、アイデアがより良きものへと発展していく。こんな順序でイノベーションが起きていると見ています。

 インターネット、特にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の影響もあるでしょう。SNSによって人同士がつながるコストが一気に下がって、イノベーションの進み方が変わってきているように感じています。

――イノベーションといえば、野村さんは「市場競争だけを見ている企業活動からは、真のイノベーションは生まれない」とおっしゃっています。

 企業はこれまで、イノベーションを起こそうと頑張ってきました。ただ、多くの場合は社内のメンバーだけなので、イノベーションを起こそうとしてもアイデアはなかなか広がらない。

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「新たな「つながる場」、フューチャーセンター」の著者

高下 義弘

高下 義弘(たかした・よしひろ)

ライター

1974年生まれ。大学院修了後の1998年に日経BP社に入社。「日経コンピュータ」「ITpro」の記者/編集者として、IT(情報技術)と経営の動向を取材。2011年にフリーランス編集者・ライターとして独立

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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