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「和魂洋才」ではなく「亜魂洋才」を実現する人材を育てよ

想像力とリスクを果敢に取る姿勢が新たな未来を切り開く

  • 小林 佳代

バックナンバー

2012年3月16日(金)

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 2011年3月11日に起きた東日本大震災──。東京電力福島第1原子力発電所の事故を併発した未曾有の大災害によって、日本企業の事業活動は甚大な被害を受け、多くの課題が浮き彫りになった。

 あれから1年。タイの洪水や超円高の追い打ちに遭い、日本企業の多くは再浮上のきっかけをつかむどころか、さらなる苦境にあえぐ。この事態から抜け出すにはどうしたらいいのか。

 花王元会長の常盤文克氏とボストンコンサルティンググループ日本代表の御立尚資氏。日経ビジネスオンラインでコラムを連載する2人の論客が語り合う。

 最終回の今回は、先が見えない時代のリスクマネジメントのあり方や新たなビジネスモデルの作り方、高度成長期を知らない若手・中堅の育て方と話題が広がり、これからの企業経営が解決していかなければならない課題が浮き彫りになった。

(取材構成は、小林 佳代=ライター)

前回から読む)

御立:東日本大震災では企業のリスクマネジメントが改めて問われました。リスクマネジメントは、災害に限らず、日本企業がこれから先、避けて通れない経営課題だと思います。今の時代、リスクは増えているからです。

 良くも悪くも米国一極集中で落ち着いていた時代から、次の時代に進みつつあります。人口と経済の中心は新興国にシフトする。競争リスク、地政学リスク、安全保障リスクが高まります。

 バブルのリスクも高くなっています。先進国の経済が停滞する中、各国政府は景気が悪くなると財政を出動し、それでも効果がないと金融緩和に踏み切る。世界中にお金があふれ、すべてのものが金融商品化しています。現に株だけでなく、石油などの資源も投機の対象となっている。成長著しい新興国では不動産価格も高騰しがちです。

 このように、世の中にはリスクが増え、企業がリスクに接する機会も増えています。常盤さんは、経営者がリスクマネジメントについてどう考え、どのように対応すべきだとお考えですか。

企業がリスクに接する機会は増え続けている

常盤:リスクマネジメントという言葉はあるけれど、リスクってそもそもマネージできるものなのか。マネージできるなら、それはリスクというよりも当然やらねばならないことです。ですから、リスクはマネージするものではなくテークするものではないかと思いますね。まず、そういう経営者の姿勢が大事なのではないでしょうか。

御立:リスクをテークするという気概や意思のないところに、リスクマネジメントも何もないと。

常盤:そうです。テクニックの問題を超えて、本質的なフィロソフィーの問題のような気がします。

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